高知工科大学エネルギー科学教育研会と高知大学エネルギー・環境教育研究会では, 高知県教育委員会や多くの市町村の教育委員会と連携し,多くの学校教職員や保護者の皆さんの協力を得て,学校教育の場を通じてエネルギーと地球環境に関する諸問題を科学的に正しく理解する能力を身につけた次世代を育てる活動を行っています.
新エネルギーや省エネルギーのことを小学校・中学校で楽しく勉強するための実験教材を高知工科大学の学生が研究開発し,理科や総合学習などの授業にも参加協力しています.エネルギー消費率であるW(ワット)を体感するために開発した人力発電機は,人間が自転車をこぐ仕事を交流100Vの電気に高効率で変換し,テレビ等の家電製品を簡単に動かすことができます.
これまでの実験や研究で1人力は約100Wであることがわかっています. 家電製品も100W程度までなら,なんとか人力で動かすことができますが,それ以上の仕事率で継続的に仕事をすることは人間には難しいようです. 普段実際に使っている電力を自分の力で発生することにより,人類が消費するエネルギーの大きさを実感することができます. これらの教材を活用し,学校で勉強したエネルギーと環境の問題について,多くの学校の児童生徒が集まってお互いに発表する「こどもサミット」を 毎年開催しています.
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