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高知工科大学

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学生が論文賞をダブル受賞

2012.11.20  

 このたび、応用物理学会主催の国際会議AM-FPD’12 《19th International Workshop on Active-Matrix Flatpanel Displays and Devices - TFT Technologies and FPD Materials -》(7月4日(水)~6日(金) 於:龍谷大学アバンティ響都ホール(京都市))で大学院修士課程 物質・環境システム工学コース2年 戸田達也くんが発表した論文が、 “AM-FPD ’12 Student Paper Award”を受賞しました。これは特に優秀と認められた学生論文に対して贈られる賞で、85件の論文のうち参加者全てからの投票により3名が受賞しました。
 また戸田くんは11月2日(金)・3日(土)、なら100年会館(奈良市)で開催された「第9回薄膜材料デバイス研究会」においても、同研究でスチューデントアワードを受賞。見事ダブル受賞の栄誉に輝いています。


[受賞題目と研究概要]
“Fabrication and Characterization of Thin-Film Transistor Using Dielectrophoretic Assembly of Single-Walled Carbon Nanotube”
(誘電泳動集積法による均一で高配向な単層カーボンナノチューブチャネルを用いた薄膜トランジスタ)
カーボンナノチューブ(CNT)は、ナノテクノロジーを代表する新しい半導体材料として注目され、機能素子応用の研究が活発に行われています。しかしながら素子特性やばらつき制御法が確立されているとは言い難く、機能デバイス応用への課題となっています。本研究は誘電泳動集積法による均一で高配向なCNTチャネル形成ならびにトランジスタ応用に関する研究であり、素子特性向上とばらつき低減を両立できる可能性を示したものです。


[受賞者コメント]
本研究は高配向かつ、密度が均一なカーボンナノチューブ薄膜によりトランジスタ特性の向上とばらつき低減を両立できることを示した点が評価され受賞に至ったと思います。本研究は、環境理工学群とナノテクノロジー研究所における学内交流をきっかけにはじまったものであり、本学クリーンルームの研究装置を用いて実施しました。関係者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げると同時に更なる研究成果の創出に向けて博士過程で頑張っていきたいと思います。