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高知工科大学

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植生保護・回復のボランティアに参加

2013.10.15  


 10月12日(土)と10月14日(月・祝)の2日間にわたり、植生保護・回復のボランティア作業に学生・職員が参加しました。
 高知県内山間部において、シカが木の皮を剥いだり、一体の植物を食べつくすという森林被害-いわゆるシカの食害-は、依然として深刻な状態が続いています。植物が消えた林床では、土砂の流出が著しく、物部川の濁水の大きな要因になっています。

 10月12日(土)には、三嶺の森をまもるみんなの会、高知中部森林管理署の主催により、三嶺地区白髪山南面において、植生を保護するとともにシカの捕獲を効率よく行うための防鹿柵設置作業を行いました。急峻な山道を2時間程歩いて作業場に到着。主催団体の皆さんの指導のもと、シカの侵入を防ぐネット張り作業に当たります。12名の参加者の中には、このボランティア経験者も多く、慣れた手つきで防鹿柵を設置しました。

 10月14日(月)には、物部川21世紀の森と水の会主催による、「物部川の水づくり みんなで広葉樹の森をつくろう」に参加。物部町別府 別府・物部川ふれあいの森での剪定作業を行いました。実生の有用樹種を選木して残し、その他の雑木をノコギリや剪定ばさみで伐り、両者に成長差をつけることで成長を促す素朴な方法で、多様性豊かな広葉樹の森へと導こうとするもので、11名の参加者には想像以上の重労働となりましたが、これは防鹿柵設置後の植生回復を実感しながらの作業であったため、前々日の白髪山での成果もイメージできる機会となりました。

 2日間ともに参加した学生も多く、本学が取り組む物部川流域の環境保全活動は、着実に学生たちの間に定着しているようです。