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「日韓友好の懸け橋に」-木浦海洋大学校の実習船が高知を初訪問

2013.10.21  


 本学が大学間交流協定を結ぶ韓国・国立木浦海洋大学校の実習船「セユダル号」(3644t)が、初めて高知に寄港し、互いの学生、教職員がワークショップ開催や大学祭への参加などで学術交流と友好を深めました。
 「セユダル号」で来高したのは船員25人、教員9人、学生131人。16日に木浦を出港し、台風の通過を待って予定より1日遅れの18日午前9時に高知港に接岸。高知県、高知市、高知工科大学が共催する港での歓迎セレモニーは、本学吹奏楽部"WINDBRASS"による歓迎の演奏でスタート。その間、甲板上で整列し敬礼する木浦海洋大学校学生の白い制服姿は圧巻でした。八田章光・国際交流センター長が、「木浦で孤児3000人を育てた高知出身の女性、田内千鶴子さんの縁で、木浦海洋大学校と高知工科大学が交流協定を締結しました。高知で多くのことを学び、韓国に持ち帰って伝えてほしい」と挨拶。花束と記念品贈呈のあと、申虎植(シン・ホシキ)船長と学生代表の李奉河(イ・ボンハ)さんが、「韓日関係は外交上問題となっている部分もあるが、私たちの訪問が、両国の友好の懸け橋になることを期待しています」と述べました。

 同日、本学キャンパスで行われたワークショップ(日本知能情報ファジィ学会ソフトロボティックス研究会、IEEE四国支部共催)では、木浦海洋大学校の鄭重植(ジョン・ジュンシク)教授、朴桂珏(パク・ゲイカク)教授ら4人が「海洋安全マネジメント」や「海洋における危険予知モデル」などについて発表、本学の学生らと活発に意見交換しました。
 また、夜の「セユダル号」船内での返礼レセプションでは、日韓の学生、関係者約100人を前に本学の学生たちがアカペラを披露。木浦海洋大学校の学生たちがテコンドーやダンス、楽器演奏をするなどして楽しく交流しました。

 翌19日には木浦海洋大学の教員、学生40人が本学でキャンパス・ツアーのあと、開催中の大学祭を見学。あいにくの雨模様でしたが、両校の学生が焼肉を食べ、記念撮影をする姿がみられました。
 今回の訪問について、航海責任者の安秉元(アン・ビョンウォン)教授は、「教育や文化を通じて一人ひとりの対話を深めていけば、お互いの理解が深まると思う。高知が本当に気に入りました」と語っていました。
 一行は21日朝、次の寄港地・大連に向け出港しました。