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天文衛星ASTRO-Hに、高坂准教授の技術が使われています

2015.12.01  


 今年度 種子島宇宙センターで打ち上げ予定の第26号科学衛星ASTRO-H(国際X線天文衛星) 」に、本学 システム工学群 高坂 達郎 准教授 の技術が搭載されています。

 「ASTRO-H」が搭載する硬X線望遠鏡のレンズ部(ミラーハウジング)は、厚さ0.2mmの薄いミラーフォイルが同心円状に多数並んだ複雑な構造を持っています。フォイルの変形や位置のズレが望遠鏡の性能に大きく影響するため、フォイルを保持するハウジングは非常に重要な部品であり、ロケット打ち上げ時の高加速振動に耐えなくてはなりません。

 そこで、同准教授がコンピュータシミュレーションを利用した非線形振動解析を行い、打ち上げ時の加速に耐え得るハウジング構造の設計を行いました。
 最終的にはテストモデルの振動試験を地上で行い、その性能が確認されています。


 「ASTRO-H」は、重量2.5t、全長14mと日本が打ち上げてきた天文衛星の中でも最大規模を誇り、非常に広い波長域において高い感度での観測が可能です。
 本衛星には先進的な観測機器を多数搭載しており、次世代のX線天文衛星のさきがけとして、国内のコミュニティ(JAXAや国内大学等28機関)に加え、NASAやMITをはじめとする世界中の研究機関・大学(23機関)と協力して研究、開発が進められ、世界中の研究者の期待と注目を集めています。