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■ 死海地溝帯



化石人類研究のメッカ
アフリカの大地溝帯と西アジアの死海地溝帯
大地溝帯と死海地溝帯
東アフリカを南北に走る大地溝帯と西アジアを南北に走る死海地溝帯はどちらも初期人類遺跡の宝庫である。しかし両者が人類史上果たした役回りが異なるために遺跡の役割も違う。大地溝帯の遺跡は主として人類の起源とその後の進化を、死海地溝帯の遺跡は主として現代人の起源と関わる部分で注目されている。
死海地溝帯
西アジアの西端、地中海に沿って南北に全長約1000キロメートルの帯状の盆地が走る。その南の方に死海があり、死海地溝と呼ばれ、デデリエ洞窟はその北端にある。死海地溝はアフリカ出身の初期人類がユーラシア大陸に移り住むとき、最初に足を踏み入れた場所であった。そして現代人の起源論争のなかで脚光を浴びている遺跡の宝庫である。



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