経済政策専攻

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人間の特徴と社会経済の仕組みの原理を理解し、よりよい社会づくりに貢献する人材となる

学ぶ意義

社会構成員としての人間の特徴と社会経済の仕組みの原理を理解し、制度・政策をデザインして、よりよい社会づくりに貢献する人材となることをめざします。経済学、経営学の知識をベースとし、経済的・社会的状況に応じて人間が実際にどのように行動するのかを教育研究し、労働政策や公共経済学など従来の経済政策系科目の学習に加えて、好ましい未来を実現するために社会経済をデザインしていくという最先端の学問を学びます。

将来の展開

組織のメンバーとして幅広く活躍する企業の総合職や、地域社会の未来を設計し実現していく地方公務員などの進路が想定されます。また、最新の社会科学の知見に基づいた経済政策について学ぶために大学院に進学し、研究者として活躍することも可能です。「論理的思考力」を有して「主体的」に活動できる学生を歓迎します。純粋な学術への好奇心と、失敗を恐れずに挑戦する意欲を持って学んでください。

こんな講義があります

経済政策

日本経済は、社会保障費の増大、財政赤字、少子高齢化・人口減少、などの様々な問題に直面しています。本講義では、これらの現実的問題に対処するための経済政策と政府の介入の必要性について、経済学のフレームワークを用いることにより理論的に検討を進めます。

公共経済学

「公共プロジェクトを実施するか否かを決めるとき、何を基準にしたらよいか」「政府活動のための資金をいかに集めたらよいか(徴税)」などの問題を、受講者各人が独自の公共プロジェクトを提案し、それを実施すべきか否か全員で議論することによって考えます。

金融論

「ファイナンス論」や「金融工学」の講義の土台となる金融の基礎的な概念を学習します。まず金融とは何かを取り上げ、次に債券と株式について説明し、それらを売買する証券市場について学びます。そして、貨幣の時間的価値とキャッシュフローの評価方法をマスターします。

高知経済分析

高知経済の将来予測を行い、高知経済の振興のあり方について検討します。基礎となるデータとして、高知県の県民所得統計と産業連関表を用い、多部門の計算可能な一般均衡モデルを構築することで、高知経済を活性化するために必要となる政策のあり方を考えます。

研究テーマの一例

人のモチベーションを上げるほめ方を見出し、社会に役立ちたい

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安藝 理菜さん

<4年>
香川県・(高松市立)
高松第一高等学校出身

「ゲーム理論」の授業を受けて、人の行動が数学で分析できることの面白さを知り、もっと深く学んでみたいと上條良夫先生の研究室へ。ものやお金を与えるのではなく、ほめるという行為でどのようにモチベーションを上げることができるのかという研究を進めています。消極的な社会と言われる今、やる気のある人を増やすためにどうすればよいのかという思いが研究の発端です。具体的にどういう場合に、どういう部分をほめるのか、またほめる頻度など、あらゆる条件を踏まえて実験を行い、分析結果をもとに、社会に役立つ新しい仕組みをつくることが目標です。