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タイトル「2008年度シラバス」、フォルダ「2008年度シラバス?人文・社会科学等科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 Science Reading 1 
担当教員 Paula D. Fabian 
対象学年 2年  クラス 学部:人社008 
講義室 A103  開講学期 2学期 
曜日・時限 火4,金4  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 【授業の目的】

理工系を専攻する学生にとっても、英語は不可欠なツールとなっている。今後、さらに専門分野の研究を進める場合、英語論文を読みこなす力をつけることも必要になる。また、将来、理工系に就職した場合、最新の研究論文を読み、技術情報を入手できることが求められるだろう。
本講座の目的は、将来、専門分野について書かれた英文を読みこなせるようになるための土台となる「英語の基礎体力」をつくることである。日本人学習者の場合、難解な英文を苦労して読んだ経験はあっても、英文を読みこなせるだけの良質の英語力が身についていないことが多い。授業では、理工系の題材を扱った英文を用いて、楽しく、しかも、着実に、英語力のワンランクアップを図りたい。
 
授業の詳細2 【授業の進め方】

◇授業は、テキストの英文と演習を素材として、英語を使う様々な活動で構成する。ペアやグループワークを通して、楽しみながら英語を学んでいきたい。
◇英文の正しい読み方を身につけるためには、英文を文頭から、固まり(chunk)ごとに読みとっていけるようになる必要がある。授業では、リスニングや音読、シャドーイングを繰り返し行い、良質の英語を取り込むことにより、英語を読むため「基礎体力」を身につける。ヴォイスレコーダーなどの機器を用いて、段階的に個人の達成度をチェックしながら進むので、英語力に不安がある生徒でも、着実に力をつけることができる。
◇1Unitは基本的に2時間とし、1Unitは以下のような手順で進める。
  1 導入の活動
  2 現状の把握及び目標設定 (現在の力を簡易な方法で測定し、各自の到達目標を設定する。)
  3 本文の内容理解(配布した和訳を参照して、英文をより深く理解する。)
  4 読解トレーニング(英文の正しい読み方を身につけるための様々なタスクを行う。)
  5 まとめ
◇本文の和訳は配布するので、自力で翻訳をする必要はない。
◇授業は、英語を使う様々な活動が中心になるため、積極的な参加が求められる。
◇授業の進め方は、オリエンテーション時に事前の調査を行い、受講生の英語力や希望を考慮して、修正を行う。
 
授業の詳細3 【到達目標】

○テキストレベルの英文を聞いて、その内容を完全に理解できるようになる。
○英文を聞きながら、それに合わせて自然なスピードで音読できるようになる。
○テキストレベルの英文を、1分間に100語程度の速さで読み、要点を把握できるようになる。
 
授業の詳細4 【授業計画】
○テキストのUnit 1〜6はScience Reading 1(1st Quarter)で、Unit 7〜12をScience Reading 2(2nd Quarter)で取り扱う。
○この授業は、1 quarter 15時間で完了する。授業計画は以下の通り。
 Week 1 オリエンテーション
 Week 2 Unit 1 Micro Air Vehicles
Week 3 Unit 2 Robot doctors
Week 4 Unit 3 Solar Sails
Week 5 Unit 4 Space Tourism
Week 6 Unit 5 The Alaska Pipeline
Week 7 Unit 6 The Three Gorges Dam
 Week 8 まとめ
 
授業の詳細5 【成績評価】

◇評価方法
 以下の3つの観点を3段階(3:Excellent 2:Good 1:Poor)で評価する。詳細は、オリエンテーション時に説明する。
  観点1 授業中の活動への積極的参加と授業の目標の達成度
  観点2 ポートフォリオ(授業で使用する教材やワークシート、自己学習の記録等をファイルに綴じたもの)
  観点3 Unit終了時の小テストの成績
◇評価基準
3:Excellent (授業に積極的に参加しようとする意欲にあふれ、各Unit毎に設定した目標を達成した。)
2:Good (授業に積極的に参加しようとする意欲にあふれているが、各Unit毎に設定した目標は十分達成していない。)
1:Poor (授業への参加意欲が低く、各Unit毎に設定した目標を達成していない。)
◇評価
 F:3観点とも(1:Poor)である。
 C:3観点のうち、(1:Poor)が二つある。
 B:3観点のうち、(2:Good)が二つある。または、(3:Excellent)(2:Good)(1:Poor)が一つずつである。
 A:3観点のうち、(3:Excellent)が二つある。
 AA:3観点とも(3:Excellent)である。
 
授業の詳細6 【テキスト】

Michael Sharpe, Technologies of Today and Tomorrow , KUT Press
 
◇参考図書は特に指定しない。使用テキストと授業で使用する教材をマスターすることに専念してほしい。
 ◇辞書も特に指定しないが、引き続き英語の読解力を高めたい受講生は、Oxford Advanced Learner’s Dictionary of Current English のような、外国人学習者向けの英英辞典に慣れるようにしたい。
 
授業の詳細7  
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


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