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タイトル「2008年度シラバス」、フォルダ「2008年度シラバス?大学院科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 Oral Presentation 
担当教員 長崎 政浩 
対象学年 1年,2年  クラス 大学院:共通001 
講義室 CALL  開講学期 1学期 
曜日・時限 木4  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 【授業の目的】

今日、プレゼンテーション能力が重要視されている。しかし、その本質や効果的な方法が理解されておらず、人をひきつけるようなプレゼンテーションはあまり見られない。しかし、適切な方法で、段階的に練習をすれば、誰でも効果的なプレゼンテーションの技術を、身につけることができる。また、本講座は英語でのプレゼンテーションであることから、英語でプレゼンテーションを行うための基礎的なトレーニングも行う。英語の発音や話し方だけでなく、堂々と自信をもって英語でプレゼンテーションをするための方法も練習する。
 自分自身の思いや伝えたいことが、効果的に伝わり、多くの人から共感を得られるということは、愉快でもあり、人生の醍醐味でもある。効果的なプレゼンテーションの技術を身につけて、自分自身の価値を高めてみないか!
 
授業の詳細2 【授業の進め方】

◇講座は次の4つのステージで構成される。
  Stage 1 プレゼンテーションの準備
  Stage 2 効果的なプレゼンテーションの作成方法
  Stage 3 英語プレゼンテーションでの話し方やデリバリー
  Stage 4 模擬プレゼンテーション
◇授業は講義形式ではなく、演習、ワークショップ、ディスカッションが中心になる。したがって、授業内の活動への積極的参加が求められる。
◇毎回の授業は基本的に以下のような手順で進める。
  1 Introduction (導入)
  2 Language Practice (プレゼンテーションに必要な英語の基礎訓練)
  3 Lecture & Workshop (講義、演習、ディスカッション)
  4 Summary & Evaluation (まとめ)
◇授業の進め方は、オリエンテーション時に事前の調査を行い、受講生の英語力や希望を考慮して、修正を行う。
 
授業の詳細3 【到達目標】

英語でプレゼンテーションができるようになるための、基礎的な知識とスキルを身につける。
 ◇プレゼンテーションに関する基本的知識
  1 プレゼンテーションとは何か、その本質を理解する。
  2 プレゼンテーションの準備の手順を身につける。
 ◇効果的なプレゼンテーションを行うためのスキル
  3 プレゼンテーションを行うときの話し方やデリバリーを身につける。
  4 模擬プレゼンテーションを完成させ、クラス内でプレゼンテーションを行う。
 
授業の詳細4 【授業計画】

この授業は、1 semester 15時間で完了する。授業計画は以下の通り。

Week 1 オリエンテーション Becoming a Great Presenter
「プレゼンテーションの本質とは何か?」「効果的なプレゼンテーションとはどのようなものか?」「どうすれば優れたプレゼンテーションができるか?」などについて考える。

Weeks 2 to 4 プレゼンテーションを準備する Preparing the Presentation
 ○プレゼンテーションの基本的構成や優れたプレゼンテーションのもつ特徴について考える。
○簡単なプレゼンテーションを行い、現在の英語プレゼンテーション能力を把握する。

Weeks 5 to 7 プレゼンテーションを書く Writing the Presentation
○効果的なプレゼンテーションを作成するためのポイントについて整理する。
○各自が調べた内容について、報告しあい、お互いに理解を深める。

Weeks 8 to 10 プレゼンテーションのための話し方とデリバリー Practice and Delivery
○テキストに掲載されている完成版プレゼンテーションを用いて、話し方とデリバリーの練習をする。
○同時通訳養成の訓練方法を応用した方法を用いて、練習する。

Weeks 11 to 15 プレゼンテーション Presentation
○3時間程度を準備にあてる。発表用原稿の作成やリハーサルは、オフィスアワー等を利用して、個別指導を行うので、積極的に参加してほしい。
○最後の2時間で全員がプレゼンテーションを行う。もっとも心を打ったプレゼンテーションをした者を、The Best Presenterとして表彰する。
 
授業の詳細5 【成績評価】

◇評価方法
 筆記テストは実施しない。以下の3つの観点を3段階(3:Excellent 2:Good 1:Poor)で評価する。詳細は、オリエンテーション時に説明する。
  観点1 授業中の活動への積極的な参加と授業の目標の達成度
  観点2 ポートフォリオ(授業で使用する教材やワークシート、自己学習の記録等の学習成果をファイルに綴じたもの)
  観点3 最終プレゼンテーション(オーディエンスに理解され、強いインパクトを残したか)

◇評価基準
3:Excellent (授業に積極的に参加しようする意欲にあふれ、各Stage毎に設定した目標を達成した。)
2:Good (授業に積極的に参加しようする意欲にあふれているが、各Stage毎に設定した目標は十分達成していない。)
1:Poor (授業への参加意欲が低く、各Stage毎に設定した目標を達成していない。)

◇評価
 F:3観点とも(1:Poor)である。
 C:3観点のうち、(1:Poor)が二つある。
 B:3観点のうち、(2:Good)が二つある。または、(3:Excellent)(2:Good)(1:Poor)が一つづつである。
 A:3観点のうち、(3:Excellent)が二つある。
 AA:3観点とも(3:Excellent)である。
 
授業の詳細6 【テキスト】

フィリップ・ディーン、ケビン・レイノルズ(2002)『英語プレゼンテーションの基本スキル』朝日出版社.

◇参考図書は特に指定しない。使用テキストと授業で使用する教材をマスターすることに専念してほしい。
◇特に、指定する辞書はない。将来、本格的に英語プレゼンテーションを行うのであれば、 Longman Language Activatorのような中上級者向けProduction用辞書を入手することを薦める。 
授業の詳細7  
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


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