科目名 |
Oral Presentation |
担当教員 |
長崎 政浩 |
対象学年 |
1年,2年 |
クラス |
大学院:共通001 |
講義室 |
CALL |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
木4 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
【授業の目的】 今日、プレゼンテーション能力が重要視されている。しかし、その本質や効果的な方法が理解されておらず、人をひきつけるようなプレゼンテーションはあまり見られない。しかし、適切な方法で、段階的に練習をすれば、誰でも効果的なプレゼンテーションの技術を、身につけることができる。また、本講座は英語でのプレゼンテーションであることから、英語でプレゼンテーションを行うための基礎的なトレーニングも行う。英語の発音や話し方だけでなく、堂々と自信をもって英語でプレゼンテーションをするための方法も練習する。 自分自身の思いや伝えたいことが、効果的に伝わり、多くの人から共感を得られるということは、愉快でもあり、人生の醍醐味でもある。効果的なプレゼンテーションの技術を身につけて、自分自身の価値を高めてみないか! |
授業の詳細2 |
【授業の進め方】
◇講座は次の4つのステージで構成される。 Stage 1 プレゼンテーションの準備 Stage 2 効果的なプレゼンテーションの作成方法 Stage 3 英語プレゼンテーションでの話し方やデリバリー Stage 4 模擬プレゼンテーション ◇授業は講義形式ではなく、演習、ワークショップ、ディスカッションが中心になる。したがって、授業内の活動への積極的参加が求められる。 ◇毎回の授業は基本的に以下のような手順で進める。 1 Introduction (導入) 2 Language Practice (プレゼンテーションに必要な英語の基礎訓練) 3 Lecture & Workshop (講義、演習、ディスカッション) 4 Summary & Evaluation (まとめ) ◇授業の進め方は、オリエンテーション時に事前の調査を行い、受講生の英語力や希望を考慮して、修正を行う。 |
授業の詳細3 |
【到達目標】
英語でプレゼンテーションができるようになるための、基礎的な知識とスキルを身につける。 ◇プレゼンテーションに関する基本的知識 1 プレゼンテーションとは何か、その本質を理解する。 2 プレゼンテーションの準備の手順を身につける。 ◇効果的なプレゼンテーションを行うためのスキル 3 プレゼンテーションを行うときの話し方やデリバリーを身につける。 4 模擬プレゼンテーションを完成させ、クラス内でプレゼンテーションを行う。 |
授業の詳細4 |
【授業計画】
この授業は、1 semester 15時間で完了する。授業計画は以下の通り。
Week 1 オリエンテーション Becoming a Great Presenter 「プレゼンテーションの本質とは何か?」「効果的なプレゼンテーションとはどのようなものか?」「どうすれば優れたプレゼンテーションができるか?」などについて考える。
Weeks 2 to 4 プレゼンテーションを準備する Preparing the Presentation ○プレゼンテーションの基本的構成や優れたプレゼンテーションのもつ特徴について考える。 ○簡単なプレゼンテーションを行い、現在の英語プレゼンテーション能力を把握する。
Weeks 5 to 7 プレゼンテーションを書く Writing the Presentation ○効果的なプレゼンテーションを作成するためのポイントについて整理する。 ○各自が調べた内容について、報告しあい、お互いに理解を深める。
Weeks 8 to 10 プレゼンテーションのための話し方とデリバリー Practice and Delivery ○テキストに掲載されている完成版プレゼンテーションを用いて、話し方とデリバリーの練習をする。 ○同時通訳養成の訓練方法を応用した方法を用いて、練習する。
Weeks 11 to 15 プレゼンテーション Presentation ○3時間程度を準備にあてる。発表用原稿の作成やリハーサルは、オフィスアワー等を利用して、個別指導を行うので、積極的に参加してほしい。 ○最後の2時間で全員がプレゼンテーションを行う。もっとも心を打ったプレゼンテーションをした者を、The Best Presenterとして表彰する。 |
授業の詳細5 |
【成績評価】
◇評価方法 筆記テストは実施しない。以下の3つの観点を3段階(3:Excellent 2:Good 1:Poor)で評価する。詳細は、オリエンテーション時に説明する。 観点1 授業中の活動への積極的な参加と授業の目標の達成度 観点2 ポートフォリオ(授業で使用する教材やワークシート、自己学習の記録等の学習成果をファイルに綴じたもの) 観点3 最終プレゼンテーション(オーディエンスに理解され、強いインパクトを残したか)
◇評価基準 3:Excellent (授業に積極的に参加しようする意欲にあふれ、各Stage毎に設定した目標を達成した。) 2:Good (授業に積極的に参加しようする意欲にあふれているが、各Stage毎に設定した目標は十分達成していない。) 1:Poor (授業への参加意欲が低く、各Stage毎に設定した目標を達成していない。)
◇評価 F:3観点とも(1:Poor)である。 C:3観点のうち、(1:Poor)が二つある。 B:3観点のうち、(2:Good)が二つある。または、(3:Excellent)(2:Good)(1:Poor)が一つづつである。 A:3観点のうち、(3:Excellent)が二つある。 AA:3観点とも(3:Excellent)である。 |
授業の詳細6 |
【テキスト】
フィリップ・ディーン、ケビン・レイノルズ(2002)『英語プレゼンテーションの基本スキル』朝日出版社.
◇参考図書は特に指定しない。使用テキストと授業で使用する教材をマスターすることに専念してほしい。 ◇特に、指定する辞書はない。将来、本格的に英語プレゼンテーションを行うのであれば、 Longman Language Activatorのような中上級者向けProduction用辞書を入手することを薦める。 |
授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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