科目名 |
エネルギー工学2 |
担当教員 |
両角 仁夫 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A109 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
火2,金2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
|
備考 |
|
授業の詳細1 |
【授業の目的】 2年次に開講したエネルギー工学1に引き続き,本講義では,化石燃料の燃焼とその排出物の基礎,調湿・蒸発・乾燥操作など各種熱機器の基礎と設計法,様々なエネルギー変換プロセスの原理と設計法,自然エネルギー利用プロセスの概要について学び,工業装置の原理と設計法に関する基礎を習得することを目的とする. |
授業の詳細2 |
【授業の進め方】 まず,代表的なエネルギー変換プロセスである化石燃料の燃焼装置に関する基礎を理解するために,燃焼とその排出物に関する概要を説明する.次に,工業的に用いられている様々なエネルギー変換装置ならびに熱機器の原理とその設計法を理解してもらう.さらに,クリーンなエネルギー源として注目されている自然エネルギーの基礎とその利用技術についても説明する. |
授業の詳細3 |
【達成目標】 1.化石燃料の燃焼と燃焼排出物の基礎を理解し,簡単な計算ができる. 2.各種エネルギー変換装置の基礎を理解し,簡単な計算ができる. 3.調湿・蒸発・乾燥操作の基礎を理解し,その設計法を習得する. 4.様々な伝熱機器の原理を理解し,簡単な設計法を習得する. 5.自然エネルギーの種類とその利用技術についての基礎を習得する. |
授業の詳細4 |
【授業計画】 1.講義内容の説明,概論 本講義の目的,内容,評価方法について説明する. 2−4.化石燃料と燃焼排出物 化石燃料の分類と燃焼によって発生する大気汚染物質の生成機構とその防止方法について学ぶ. 5−7.エネルギー変換 工業的に用いられているエネルギー変換装置の原理を学び,その設計法を習得する. 8−9.調湿操作 調湿操作の基礎を学び,調湿装置の設計法を習得する. 10−11.様々な伝熱機器の原理と設計法 ヒートパイプなど様々な伝熱機器の原理を学び,その設計法を習得するとともに,最近の伝熱機器の開発事例を紹介することにより,伝熱機器の設計法についての理解を深める. 12−13.自然エネルギー クリーンなエネルギー源として注目されている自然エネルギーの実用例について紹介することにより,自然エネルギーに関する知識を深める. 14.自然環境における伝熱問題 自然環境で観察される伝熱現象について学ぶことにより,伝熱に関する知識を深める. 15.定期試験 本講義の達成目標1−5が満足されているか,試験を行う。 |
授業の詳細5 |
【成績評価】 14回の講義のうち9回以上を出席し、さらに期末試験を受けた学生に対し、各回に課題として出したレポートおよび期末試験の結果に基づき以下の基準で評価する. 成績評価におけるレポートと期末試験の比重は3:7とする.
AA 講義内容を十分に理解し、これを応用した問題を解く学力を身につけている A 講義内容を十分に理解し、基本的な問題を解くことができる B 達成目標に十分到達できるだけの学力を有している C 基礎的事項を理解している |
授業の詳細6 |
【テキスト】 『JSMEテキストシリーズ 熱力学』, 日本機会学会編(丸善), 1,980円
【参考書】 『燃焼工学』,水谷幸夫(森北出版),3,570円 |
授業の詳細7 |
|
授業の詳細8 |
|
授業の詳細9 |
|
授業の詳細10 |
|