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タイトル「2008年度シラバス」、フォルダ「2008年度シラバス?専門科目(物・環)
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 化学工学 
担当教員 有賀 修,坂輪 光弘 
対象学年 3年  クラス 学部:専門001 
講義室 B107  開講学期 2学期 
曜日・時限 火3,金3  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 講義の目的
  
私達の周囲には、化学工業によって生産された製品が数多くある.原料から製品ができる過程を調べるのが化学工学である.この物を造る時に必要な工程、この工程の流れを調べるの必要な基礎データーは何か.それらのデーターを使ってどのように製品を造っていくかを説明する.さらに世の中で使ってもらうための経済性についても説明する.これらを通して、実際に物を造る過程を学ぶ.

 
授業の詳細2 達成目標
物を造る装置がどのような基礎データーからできているかを理解すること.

 
授業の詳細3 1.講義の概要
 装置を作るには、必要なことを、それに必要な基礎データーはなにか、講義の全体像を説明する.
2〜5.単位の理解
 化学工学で最も必要で、理解して欲しい単位について、演習を含めて徹底的に 理解してもらう.長さ、重さ、時間、それらを組み合わせた速度、重力などを身近な例で説明する.
5〜10.質量バランス
 物を造るとき、原料(入れたもの)が変化して製品になる.この変化過程を質量バランスから説明する.物理変化が起きた場合、化学変化が起きた場合について具体的な実例で説明する.また、講義の半分は演習を行い.演習を通して充分理解できるようにする.
11.中間試験
 単位と質量バランスについて理解度を見る.
12〜16.熱バランス
 物を造る過程で、加熱することが多い.また反応によって熱を伴うこともある.この熱の変化を定量化することは装置を設計する上で重要である.質量と熱のバランスが取れれば、装置の基本設計はできることになる.ここでも判りやすい演習を通して理解してもらう.
17〜18.反応速度
 物ができる速度を説明する.反応がゆっくりなのか速いのかで装置の大きさ(規模)が決まる.質量、熱バランスと反応速度が決まれば装置は設計できる.幾つかの実例を挙げながら説明する.
19.経済性について
 最も大切な項目であるので各講義中でも説明する.製品を造って世に出すときのプロセスを説明する.
20.最終試験
 講義全体の理解度を見る.

 
授業の詳細4 テキスト:倍風館 基礎化学工学

参考書 :なし

成績評価:
AA 95点以上
A  80点以上
B  70点以上
C  60点以上

履修上の注意:簡単な計算機を準備して下さい.

備 考:

履修前の受講が望ましい科目:

 
授業の詳細5  
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