科目名 |
物質・環境基礎電磁気学 |
担当教員 |
石本 美智 |
対象学年 |
2年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B106 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
火2,金2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義の目的 物理の要点は,直感と一貫性である. 既存の知識と関連させて,新しい概念を納得するまで考えて身につけた知識が直感になる. 学習内容について,自信の判断と一貫性があるかどうかを確かめながら理解していく習慣をつける.その結果,電気についてシステムが見えてくる.
講義の進め方 現代科学と工学の基礎を学ぶという視点で,授業を進める. 専門科目で扱う分子を理解するために,電気を電子の性質と移動として,直感でイメージできるように理解する.電気エネルギーの概念を力学的エネルギーの概念と比較しながら理解する. 講義は最初の15分は,前回講義の内容について小試験を行う. 次の45分は講義をする. 最後の時間は講義の内容の確認試験を行う. 講義では電気の原理を理解し,日常生活品(テレビ,調理器,携帯電話,電器・・・)から,生命現象(神経や筋肉における情報伝達や,細胞内でのイオン移動),自然現象(雷,オーロラ,・・)で起こっている電気現象を説明する. |
授業の詳細2 |
達成目標 次の7つの項目を理解する. 1.物質内の電子の移動と静電気. 2.電荷間とクーロン力. 3.電荷分布と電場の関係. 4.重力場と電場の比較. 5. 重力ポテンシャルと電気ポテンシャルの比較. 6.電気エネルギーと力学的エネルギーの比較. 7.電気エネルギーを蓄としてのもの,コンデンサーの原理. 8.電流,抵抗,電圧圧力と電子の流れの関係. |
授業の詳細3 |
講義計画 1−3. 力学の復習 ニュートンの法則とエネルギー保存則 キーワード:力、エネルギー 4−6.電荷 電荷の性質と保存性について解説する. キーワード:電荷,導体と絶縁体,クーロンの法則,誘電率
7−8.電場 点電荷に働く力から電場の概念を理解する.線電荷,面電荷による電場 についても解説す る. キーワード:電場,電気力線
9.中間試験
10−12. 電位 電気ポテンシャルの概念を理解して,電位を定義する. キーワード:電気ポテンシャルエネルギー,電位
13−14. 電気容量 コンデンサーは電気ポテンシャルエネルギーを蓄える素子(装置)である. コンデンサーの電気容量と蓄えられる電気エネルギーを理解し,コンデンサーの直列並列接続を紹介する. キーワード:コンデンサー(キャパシター),電気容量,ポテンシャルエネルギー,誘電体,エネルギー密度
15.期末試験 |
授業の詳細4 |
小テスト(5%x10)+試験(25%x2) AA : 95%以上 A : 80-94% B : 70-79% C : 60-69% F : 60% 未満
◇テキスト 物理学の基礎[3]電磁気学 D.ハリディ/R.レズニック/J.ウォーカー 倍風館
◇履修上の注意 物質環境基礎力学,または高校物理IIで学ぶ力と力学的エネルギーの概念の予備知識 があること. |
授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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