科目名 |
生物材料科学 |
担当教員 |
堀澤 栄 |
対象学年 |
2年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B106 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火3,金3 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
◆担当教員名:堀澤 栄 ◆連絡方法:研究室B421(内線2519),e-mail:horisawa.sakae@kochi-tech.ac.jp オフィスアワー:水曜日10:40?12:10 |
授業の詳細2 |
◆講義目標 前世紀に大量消費された化石資源,鉱物資源に替わって、生物そのもの,あるいは生物が生産する物質等を新しいバイオ素材とする可能性について考える.地球の汚染を省みなかった「捨てる時代」から脱却して環境に優しい素材を創製するために,既存のバイオ素材の長所・欠点は何か,新素材開発における問題点は何か等について講述する. ◆講義の進め方:適宜資料を配付し、これに従い講義を行う。 ◆達成目標 環境・資源の観点から生物材料の位置づけを理解する. 生物材料それぞれの特徴を理解する. |
授業の詳細3 |
◆講義計画 1.序論 講義内容の説明および原料からみた生物材料について説明する。 2.森林資源1 国内外の森林資源について概説する。 3.森林資源2 森林資源のうち木質材料について特徴を述べる。 4.未利用森林資源および特用林産 これまで利用されてこなかった森林資源の活用の可能性および特用林産について概説する。 5.セルロース資源 地球上で最も多い有機高分子資源であるセルロースについてその特徴について説明する。 6.セルロースの利用 パルプ製造からセルロースの高度利用までを説明する。 7.中間試験 8.繊維 生物資源の繊維としての利用を概説する。 9.動物性材料 コラーゲンなど動物性材料の特徴を説明する。 10.キチン・キトサン 地球上でセルロースに次いで豊富に蓄積されている資源であるキチン・キトサンの基本的性質を学ぶ。 11.海洋性微生物の利用 海洋性藻類を利用した資源生産について説明する。 12.バイオ新素材 生物により生産される新しい資源とその利用について紹介する。 13.微生物変換 微生物による資源生産の例を挙げ、説明する。 14.バイオマスエネルギー 生物資源由来のエネルギー源とその利用や変換技術について概説する。 15.期末試験 |
授業の詳細4 |
◆テキスト:使用しない ◆参 考 書: 『林業実務必携』,東京農工大編(朝倉書店)◆『セルロースの材料科学』,磯貝明(東京大学出版会)◆『キチン・キトサンの話』,矢吹稔(技報堂出版)◆『バイオマス?生物エネルギー資源』,M.スレッサー,C.レウィス(共立出版) |
授業の詳細5 |
◆成績評価:筆記試験(再試験は行わない) AA:植物由来、動物由来、微生物由来の生物材料についてその物理的、化学的特徴と用途、生産方法を理解し、技術的発展を考察できる。 A:植物由来、動物由来の生物材料についてその物理的、化学的特徴と用途、生産方法を理解している。 B:上記についてほぼ理解できている。 C:生物材料の特徴を理解できている。 F:上記以外 |
授業の詳細6 |
◆履修前の受講が望ましい科目:有機化学 |
授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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