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タイトル「2008年度シラバス」、フォルダ「2008年度シラバス?専門科目(物・環)
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 ライフサイクルアセスメント 
担当教員 田原 聖隆 
対象学年 3年  クラス 学部:専門002 
講義室   開講学期 1学期 
曜日・時限 時間外  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 講義の目的
  
現在の人間生活は多種多様な製品やサービスを利用することによって成立しているが、それらの製品やサービスを生産、使用、廃棄するには天然資源を消費し、環境へ排気ガスや廃棄物などの負荷物を排出している.今後の人間社会の持続的な発展を考えると、消費と排出を削減する必要があり、我々はまずこれらの人間活動が地球環境に与える影響を正しく把握することが必要である.本講義では、地球環境に与える影響を定量的に評価する手法であるライフサイクルアセスメントの手法や適用方法を講義する.また、地球環境問題を多面的に考える力を構築することが狙いである.
 

講義の進め方
  
配布プリントによる説明、パソコンによるデモ、演習などを行う.
 

達成目標
  
ライフサイクルアセスメントの基本概念を理解し、地球環境問題を広い視野で考察できる力をつける.
 
 
授業の詳細2 講義計画
  
1. 講義概要、地球環境問題について1
2. 地球環境問題について2
3. ライフサイクルアセスメントの一般的な概念
4. 目的と範囲の設定、インベントリ分析1(簡単な方法)
5. インベントリ分析2 データの作成方法(配分、カットオフ)
6. インベントリ分析3 ソフトによる計算方法
7. インパクト分析1 インパクトカテゴリーについて
8. インパクト分析2 統合評価について
9. ケーススタディー1(自動車の事例)
10. ケーススタディー2(発電技術)
11. ケーススタディー3(廃棄物処理)
12. ライフサイクルアセスメントの実施演習
13. ライフサイクルアセスメントの環境効率への適用1
14. ライフサイクルアセスメントの環境効率への適用2
15. 持続可能な社会構築のために、講義のまとめ

 
授業の詳細3 テキスト
 配付資料により講義
参考書
1) LCA実務入門編集委員会編集、「LCA実務入門」、産業環境管理協会(1998)、ISBN4-914953-47-1、\2,800
2) 稲葉 修「LCAの実務」産業環境管理協会(2005)
3) 伊坪徳宏・稲葉 敦「ライフサイクル環境影響評価」、産業環境管理協会(2005)

成績評価
 出席とレポート(70%)、小テスト(30%)
 <成績評価の基準>
AA:特に優れた成績を示したもの
A :優れた成績を示したもの
B :良好と認められる成績を示したもの
C :合格と認められる成績を示したもの
F :不合格 
授業の詳細4  
授業の詳細5  
授業の詳細6  
授業の詳細7  
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


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