戻る
タイトル「2008年度シラバス」、フォルダ「2008年度シラバス?専門科目(物・環)
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 物性物理学 
担当教員 古沢 浩 
対象学年 3年  クラス 学部:専門001 
講義室 B106  開講学期 1学期 
曜日・時限 月2,木2  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 連絡方法:  昼休みなど居室へ直接
講義の目的: 統計力学入門。高分子鎖の形態転移と相分離の2現象について学ぶことを通して、統計力学的なモノの考え方を知る。
講義の進め方: 板書講義、グループわけしたプレゼンテーション
達成目標: 諸現象の本質である「エントロピーとエネルギーの競合」について、物理的センスを身に付けること。
 
授業の詳細2 講義計画:

1. 統計力学とは? (相互作用エネルギーとエントロピー)

<高分子鎖の統計力学>
2. 高分子鎖のエントロピー: 直観的説明
3  高分子鎖のエントロピー: 式の導出
4. 高分子鎖の自由エネルギー: 式の導出
5. 高分子鎖の自由エネルギー: 全体像の把握
6. 総復習: 直観的理解と式的理解の関係、実験との対応

7. 中間テスト

<相分離の統計力学>
8. テスト解説、格子モデルの導入
9. 格子モデルを用いた混合エントロピーの導出
10. 混合エントロピーの直観的理解
11. 格子モデルを用いた自由エネルギーの導出
12. 自由エネルギーの直観的理解・エクセルを用いたグラフ化
13. 自由エネルギーと相分離現象との関係
14. 自由エネルギーと臨界現象

15. 期末テスト

16. テスト解説
 
授業の詳細3 参考書 :
大学院向けの本としては下記。
チェイキン、ルベンスキー  「現代の凝縮系物理学」 吉岡書店
成績評価: 
欠席回数が3回以下であり、テストとレポート(あるいは発表)を全て行っていることが最低要件。その上で、下記の基準で評価する。
AA: テストとレポートが非常に良くできていること。(上位10%が目安)
A: テストとレポートが良くできていること。
B: テストとレポートが合格点以上のできであること。
C: レポートを提出し、再テストで合格点以上を取ること。
備 考: テストとレポート(あるいは発表)は2回ずつ行う予定である。
履修前の受講が望ましい科目:界面科学
 
授業の詳細4  
授業の詳細5  
授業の詳細6  
授業の詳細7  
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


Copyright (c) 2006 NTT DATA KYUSHU CORPORATION. All Rights Reserved.