科目名 |
材料工学実験 |
担当教員 |
前田 敏彦,古沢 浩,谷脇 雅文,門馬 義雄 |
対象学年 |
4年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
ENVV |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火3,火4,金3,金4 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
4 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義の目的 材料系の研究・開発職や材料科学系の大学院進学を目指している学生に、卒業研究の配属研究室とは異なる分野の背景知識と実験手法を習得してもらうことを目的とする.環境材料系の研究室が提供するテ−マについて、背景知識の修得し、基本的な実験スキルを実習すると共に結果についての発表・討論を行う.また専門書・論文の読み方や報告書・論文の書き方も指導する.
講義の進め方 材料科学の基礎知識と関連する実験技術を少人数のグループで学習する.
達成目標 材料工学の分野で共通的に利用されている下記の分野について、原理の理解・基礎実験技術・技術報告書の書き方を習得する.
達成目標1: 金属の光学顕微鏡組織観察及び硬度測定 達成目標2: 電気炉などの高温機器の取扱法を理解する 達成目標3: X線による結晶構造解析 達成目標4: 電子顕微鏡による組織観察と組成分析 |
授業の詳細2 |
講義計画 「金属材料の熱処理と微細組織」 (門馬担当) 熱処理を行った鋼について、金属顕微鏡とVickers硬度計による金属材料のキャラクタリゼーションを学習する. 1回 金属材料の特性と組織 2回 光学顕微鏡による組織観察 3回 光学顕微鏡による組織観察 4回 金属材料の熱処理 5回 金属材料の熱処理 6回 組織変化と硬度測定 「X 線回折法」 (前田担当) 7回 結晶による X 線の回折〜Bragg の回折条件 8回 単結晶試料と粉末試料 9回 X 線回折データ採取(試料-1:既知試料) 10回 X 線回折データ採取(試料-2:未知試料) 11回 X 線回折データ採取(試料-3:混合試料) 12回 データ解析法,レポート作成法
「高分子微粒子の作成と特性解析」(古沢担当) 13回 高分子合成に関する基礎知識習得 14回 高分子微粒子の作成 15回 高分子微粒子の特性に関する基礎知識習得 16回 高分子微粒子の特性解析 17回 実験解析・レポート作成 18回 実験報告会
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授業の詳細3 |
「電子顕微鏡による表面微細形状と組成分析」(谷脇担当) 走査電子顕微鏡(SEM)は表面形状を高倍率で立体的に観察できるため,材料評価の主要なツールである.さらに,多くの場合,分析装置をそなえているので,局所的な元素分析も可能である.この実験では,走査電子顕微鏡の原理・利用法を理解したうえで,実際にテーマを設定して「小研究」を行う. 19回 電子顕微鏡およびエネルギー分散型X線分析装置の原理と利用法の理解 20回 グループごとに研究テーマと目的を設定 21回 サンプルの作製 22回 SEM,EDX実験 23回 SEM,EDX実験 24回 レポート作製と発表
テキスト: 配布プリントによる 成績評価 事前リサーチ及び実験によるレポート <成績評価の基準> AA:特に優れた成績を示したもの A :優れた成績を示したもの B :良好と認められる成績を示したもの C :合格と認められる成績を示したもの F :不合格 |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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