科目名 |
回路理論T |
担当教員 |
八田 章光 |
対象学年 |
2年 |
クラス |
学部:専門002 |
講義室 |
A104 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
火1,金1 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
【講義の目的】 電気回路はあらゆる場所に用いられ,電気回路の技術無しでは社会は成り立たない.この講義では電気回路のうち特に交流回路の基本理論を身に付ける.テキストに沿って,基本回路素子である抵抗,コイル,コンデンサと電流源,電圧源について理解し,これらを組み合わせた回路について,オームの法則とキルヒホッフ法則を用いた解析の手法を学ぶ.正弦波の交流をそのまま三角関数を用いて計算する方法と、振幅と位相だ計に着目して複素数を用いて計算する手法を身に付ける. |
授業の詳細2 |
【講義の進め方】 4タームに分けてタームごとの目標を定め達成する.タームのはじめに基本事項の説明を行い、次の授業で最低限覚えるべき基本事項の小テストを実施する.タームの最終講で演習問題と応用問題の中間テストを行い、修得度を評価する. |
授業の詳細3 |
【達成目標】 1. 正弦波交流の波形から式を求める、式から波形を描くことができる 2. 三角関数を用いてLCR組み合わせ回路の電圧、電流、電力の計算ができる 3. 複素数を用いて正弦波交流の計算ができる 4. 共振回路など交流の応用回路の動作が理解できる |
授業の詳細4 |
【講義計画】 第1ターム(1〜4講)交流回路の基礎 第1講 オリエンテーション、正弦波交流の特徴 第2講 小テスト1『三角関数』 第2〜4講、抵抗、コイル、コンデンサ、電源の性質、 第2ターム(5〜10講)三角関数を用いた交流回路の計算 第5講 小テスト2『回路素子の性質』 第5〜9講、LCRの直列並列組み合わせ回路、交流電力 第10講 中間テスト1 第3ターム(11〜15講)複素数を用いた交流回路の計算 第11講 複素数の性質、三角関数を複素数で表記する 第12講 小テスト3『複素数』 第12〜14講 LCRの直列並列組み合わせ回路 第15講 中間テスト2 第4ターム(16〜18講)応用回路 第16〜17講 周波数特性と共振回路 第18講 期末テスト3、中間テスト追試 |
授業の詳細5 |
テキスト: 『電気回路の講義と演習』,岩崎久雄、齋藤洋司、八田章光、入倉隆 共著,日新出版 |
授業の詳細6 |
成績評価: 最低限覚えるべき事項の小テスト1〜3は完全解答で合格とする。中間テスト1、2は80%以上の正答率で合格とする.遅刻・欠席が目立つ場合や指示された通りにノートを作成していない場合は,試験の成績に関係なく不合格とする.就職活動などやむを得ない理由で欠席や遅刻をする場合は,前もって担当教員または教務部に連絡した場合のみ考慮する.事後の申し出は一切考慮しない. ◆AA:総合問題の解答などを通じて極めて高度な電気回路の実力があると判断される ◆A:総合問題の期末試験で回路技術者に十分な応用力があると判断される ◆B:総合問題の期末試験で十分な理解が得られていると判断される ◆C:小テスト1〜3と中間テスト1、2にすべて合格する ※小テスト不合格者はそれぞれのターム中に追試を行う.中間テスト不合格者は期末試験の後に追試を行う. |
授業の詳細7 |
履修上の注意 必ずA4サイズの綴じた専用ノートを作る.ルーズリーフは不可.授業概要を,授業の初めにプリントとして配付し,ノートに転記する.プリントはその場で回収する.授業中は必要事項のみノートに書き加える.演習中にノートをチェックする.
履修前の受講が望ましい科目:基本回路演習 |
授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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