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タイトル「2008年度シラバス」、フォルダ「2008年度シラバス?専門科目(電子・光)
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 情報処理概論 
担当教員 矢野 政顯 
対象学年 2年  クラス 学部:専門001 
講義室 A101  開講学期 1学期 
曜日・時限 火4,金4  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 授業の目的
 コンピュータのソフトウエア、ハードウエアに共通する基本概念について学ぶ。具体的には,コンピュータの内部におけるデータの表現,データを処理する論理回路,論理回路からなる演算装置の構成,記憶装置,およびソフトウエアに関する基礎知識を学習する。

授業の進め方
  この授業では始めにコンピュータ内で数値が2値データとしてどのように表現されているかについて学習する。さらに情報の色々な表現方法について学ぶ。続いてコンピュータの基本的な仕組みに関してその回路の基本となっている論理回路,およびコンピュータの構造,コンピュータの命令,記憶装置等について学ぶ。授業内容についての理解を深めるため各授業の最後に演習問題を宿題とする。宿題は次の講義の開始時に提出することとする。

達成目標
 (1) n進数について理解し,基数変換が自由にできるようになる。
 (2) 基本的な論理関数について理解する。
 (3) 計算機における情報処理の基本的な仕組みを理解する。
 
授業の詳細2 授業計画
1〜5:コンピュータ内で数値が2値データとしてどのように表現されているかについて学習する。具体的には2進数,8進数,16進数,10進数についてそれらの間の関係について学び,具体的な数値を用いて基数変換ができるようにする。また演習によって,コンピュータにおける数値データの表現について学んだことを確認する。

6〜10:コンピュータ内における情報の色々な表現方法について学ぶ。具体的には文字コード,負数と2の補数,固定小数点数,浮動小数点数について学ぶ。また演習によってコンピュータ内における情報の表現方法について学んだことを確認する。

11。中間試験:コンピュータにおけるデータ表現についての理解度をみるための試験を受け,今までの修得状況を各自確認する。

12〜14。コンピュータの基本的な仕組みに関してその回路の基本となっている論理回路について学ぶ。具体的にはブール代数,基本論理回路,加算回路とフリップフロップ回路について学ぶ。また,演習によってコンピュータの基本的な仕組みに関して学んだことを確認する。

15〜17。コンピュータ全体の基本的な仕組みについて学ぶ。具体的にはコンピュータの構造,コンピュータの命令,記憶装置等について学ぶ。また,また,演習によってコンピュータ全体の基本的な仕組みに関して学んだことを確認する。

18。最終試験:コンピュータの基本的な仕組みについての理解度をみるための試験を受け,これらの修得状況を各自確認する。
 
授業の詳細3 成績評価
  n進数と基数変換,基本的な論理関数,および計算機における情報処理の基本的な仕組みについて理解できているかどうかを
(1)各授業の最後に出す演習課題を20点
(2) 論データ表現についての理解度をみるための中間試験を40点
(3) コンピュータの基本的な仕組みについての理解度をみるための最終試験を40点
 とし,合計点数に従って次のように評価する。
◆F:60点未満
◆C:60点以上69点まで
◆B:70点以上79点まで
◆A:80点以上89点まで
◆AA:90点以上

◇テキスト::『情報の表現とコンピュータの仕組み』(第3版),青木征男著(ムイスリ出版)

◇参考書:『情報科学概論』,小野厚夫・川口正昭著(培風館)

◇備 考:具体的な例題・演習を多く用いて講義を進める予定である。演習は指定した期限に提出すること。
 
授業の詳細4  
授業の詳細5  
授業の詳細6  
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授業の詳細10  


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