科目名 |
基本回路演習 |
担当教員 |
八田 章光 |
対象学年 |
1年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A101 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火2,金2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
【講義の目的】 電気回路はあらゆる場所に用いられている.情報処理,通信システム,ロボットなど,現在と未来の社会を支える重要な技術は,電気回路を扱う能力無しでは成り立たない.電子・光システム工学科の卒業生が産業界で活躍できるのは『回路』と『電磁気』という強みがあるからである.この講義では電気回路の基本事項を確認し,計算演習を行うことで回路の基本的な考え方と回路計算のコツを修得する. 【講義の進め方】 4タームに分けてタームごとの目標を定め達成する.各タームのはじめに基本事項の説明を行い、次の授業で最低限覚えるべき基本事項の小テストを行う。タームの最終講で演習問題と応用問題の中間テストを行い、修得度を評価する.時間割りを調整し、演習を含めて20講行う. 【達成目標】 1. 電気回路に関する基礎知識を身に付ける 2. 直流の回路計算ができる 3. ダイオードとトランジスタの特性と用途を理解する 4. コンデンサとコイルの電気的な性質を理解する |
授業の詳細2 |
【講義計画】 第1ターム(第1〜6講) 直流回路の基礎 電圧と電流、電圧と電位、オームの法則、コンダクタンス、直列・並列の計算、電力、数値計算−単位の接頭語、カラーコード、 第2講小テスト(追試は第3、第4講)、第6講中間テスト1 第2ターム(第7〜12講) 直流回路の計算 抵抗と電源の組み合わせ回路、分圧、分流、電源と計測器の内部抵抗、キルヒホフの法則、テブナン・ノートン等価回路、重ねの理、 第8講小テスト(追試は第9講)、第12講中間テスト2、中間テスト1の追試 第3ターム(第13〜16講) ダイオードとトランジスタ、 ダイオードとトランジスタの特性、基本的な回路 第14講小テスト(追試は第15講)、第16講中間テスト3(追試は行わない)、 中間テスト2の追試 第4ターム(第17〜20講) コンデンサとコイルの性質、 コンデンサの直列・並列容量、電荷の保存、コンデンサの充放電と時定数、 第18講小テスト(追試は第19講)、第20講期末テスト4(追試は行わない)、中間テスト1,2の再追試 |
授業の詳細3 |
テキスト:『電気回路の講義と演習』、岩崎久雄他著、日新出版 |
授業の詳細4 |
成績評価: 基本事項の小テスト、中間テスト、期末テストで評価する.基本事項を覚える小テスト(計4回)はすべて完全回答で合格とする.直流回路の基本計算である中間テスト1、2はそれぞれ80%以上の正解率を合格とする. 遅刻・欠席が目立つ場合や指示された通りにノートを作成していない場合は,試験の成績に関係なく不合格とする.就職活動などやむを得ない理由で欠席や遅刻をする場合は,前もって担当教員または教務部に連絡した場合のみ考慮する.事後の申し出は一切考慮しない. ◆AA:総合問題の解答などを通じて極めて高度な電気回路の実力があると判断される. ◆A:中間テスト3と期末テスト4で、優れた応用力があると認められる. ◆B:中間テスト3と期末テスト4で、履修内容を十分に理解したと認めらる. ◆C:小テスト1〜4と中間テスト1,2にすべて合格する. ※小テスト不合格者はターム中に追試を、中間テスト1,2の不合格者は翌タームの中間テスト後に追試を行う。中間テストの追試に合格できなかった場合は、期末試験の後にも再追試を行う. |
授業の詳細5 |
履修上の注意: 必ずA4サイズの綴じた専用ノートを作る.ルーズリーフは不可.授業概要を,授業の初めにプリントとして配付し,ノートに転記する.プリントはその場で回収する.授業中は必要事項のみノートに書き加える.演習中にノートをチェックする. |
授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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