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タイトル「2008年度シラバス」、フォルダ「2008年度シラバス?専門科目(社会)
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 構造実験 
担当教員 島 弘 
対象学年 2年  クラス 学部:専門001 
講義室 B101  開講学期 1学期 
曜日・時限 火3,火4,金3,金4  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 授業の目的:
 鉄筋コンクリートはりを作製して強度試験を行うことにより,構造物の建設過程を実体験し,測定システム,はりの破壊挙動の実際を学ぶ。 
授業の詳細2 授業の進め方:
 設計演習および実験を行う。 
授業の詳細3 達成目標:
 鉄筋コンクリートはりの設計,作製,破壊実験,レポート作成を通して,建設過程を理解するとともにはりの破壊挙動を理解する。 
授業の詳細4 講義計画:
(1) 実験条件の説明・グループ分け
 使用する鉄筋の引張試験を行う(レポート0)
(2) はりの設計1
 はりの耐力を設定し,鉄筋コンクリートはりの設計演習を行う
(3) はりの設計2・計測方法・鉄筋加工
 作製する鉄筋コンクリートはりの設計結果を確認して決定する(レポート1)
 ひずみゲージ等の計測方法,ひずみゲージの貼り方を理解する
 主鉄筋およびスターラップの加工方法を理解する
(4) コンクリートの配合設計
 強度およびスランプ値を与えて配合設計を行う(レポート2)
(5) 実験1
 主鉄筋の加工,ひずみゲージ貼り,スターラップの加工(レポート3)
(6) 実験2
 鉄筋組立,型枠組立,配筋(レポート4)
(7) コンクリートの現場配合
 コンクリートの現場配合を確定し,計量値を確認する(レポート5)
(8) 実験3
 計量、練混ぜ、スランプ試験、試験体(圧縮強度、はり)作成(レポート6)
(9) 実験4
 脱枠、養生(レポート7)
(10) 実験5
 はりへのひずみゲージ貼り(レポート8)
(11) 実験6
 コンクリートの圧縮強度試験(レポート9)
(12) 実験7
 鉄筋コンクリートはりの曲げ試験(レポート10)
 鉄筋コンクリートはりの曲げせん断試験(レポート11)
(13) レポートの整理
 結果と考察を整理する
  曲げ試験
   ひび割れ・曲げ耐荷力・たわみ・鉄筋とコンクリートのひずみ・せん断ひび割れ発生荷重
  曲げせん断試験
   ひび割れ・せん断耐力・荷重−たわみ関係
(14) はりの挙動解析と考察
 解析と考察に基づいて,レポートを修正する
(15) まとめ
 各班が結果と考察を発表する
 
授業の詳細5 テキスト:
 プリントを配布する 
授業の詳細6 参 考 書:
 岡村甫:鉄筋コンクリート工学(市ヶ谷出版社)
 村田・岩崎:新土木実験指導書(技報堂出版)
 
授業の詳細7 成績評価:
 8回の実験と7回の演習等への出席数,12回のレポートの成績によって判定する。
 レポートは以下の基準で採点する。
・可:必要なデータが正確に記述されている
・良:可の条件に加えて,文章や図表等で明らかな誤りがなく説明がされている場合
・優:良の条件に加えて,論理的な考察があり,修正の必要がない場合
 最終成績は以下の条件による。
◆C:7回以上の実験に参加し,すべて(12回)のレポートが「可」以上の場合
◆B:Cの条件を満足し,さらに,演習等の2/3(5回)以上に出席し,レポート0,1,2,5,6,9,10が「良」以上の場合
◆A:Bの条件を満足し,すべてのレポートが「優」の場合
 
授業の詳細8 履修前の受講が望ましい科目:
 「材料実験」 
授業の詳細9 「土木施工管理技士」の受検資格に必要なB群の科目 
授業の詳細10  


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