科目名 |
建造の力学 |
担当教員 |
中田 愼介 |
対象学年 |
1年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B104 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火3,金3 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
授業の達成目標及びテーマ 本講義は、社会システム工学科が高学年で取扱う構造物・建造物についての力学系講義の基礎的な科目である。物体に働く力の種類や、力の釣合い、物体の運動や変形といった、構造物・建造物の挙動を理解するための最も基礎となる事柄について理解することを目的とする。 |
授業の詳細2 |
授業の概要 講義では、定理・法則などを学ぶだけでなく、学生個人が物理現象に対して、結果を考える(想像)する力、現象を正しく評価する力を身につけることも目的としている。そのため、講義では、実現象を可能な限り実験を通して観察し、講義で習った定理・法則などと合わせて考察を行うといった講義形態をとる |
授業の詳細3 |
授業計画 1 社会システム工学科で取扱う建造物・構造物について 社会システム工学科で取扱う建造物・構造物についての紹介をするとともに、これらの建造物・構造物の破壊の形態とそれを引起す力の種類について紹介する。 2 力と運動(位置・速度・加速度) 3 運動方程式 4 エネルギー・運動量 5〜7 力の釣合い 力が作用する構造物・建造物を利用するためには、力が作用した状態で物体が(基本的には)静止している状態でなければならない。そのような状態を理解するためには、物体に作用する力の釣合い状態を理解する必要がある。ここでは、簡易な例を挙げながら、釣合い状態を理解するとともに、実構造物・建造物に作用する力と釣合い状態について考える。また、その過程で反力についても学習を行う。 8〜9 応力とは 物体の変形挙動や破壊挙動を理解し、構造物・建造物の設計を行うためにも、「応力」の概念は非常に重要であり、応力の概念について学ぶ。 10 物体の変位・ひずみ・変形 11 弾性変形とフックの法則 12 温度変形・温度応力 13〜14 力の釣合い、応力、物体の変形といった学習した内容を組合せた課題を行うことにより、これらの項目の更なる理解を深める。 15.期末試験 |
授業の詳細4 |
テキストまたは参考書 なし |
授業の詳細5 |
成績評価 本講義では、物体に働く力の釣合い及び変形挙動を理解する力を身に付けることを目的としており、講義中のレポートや期末試験により、成績の評価を行う。 AA 物体に働く力の釣合い及び変形挙動を正しく理解できる A Bに加え、その力により、物体にどのような運動や変形が生じるかを理解できる B Cに加え、それらの力がどのような釣合い状態となるかを理解できる C 物体に働く力を正しく理解できる |
授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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