科目名 |
セミナー1 |
担当教員 |
重山 陽一郎 |
対象学年 |
1年 |
クラス |
学部:専門012 |
講義室 |
B101 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
月5,木5 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
1 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義の概要 ◆講義目標及び講義概要 自ら問題を発見提起し,目標を定め,そこに到達する技法を見いだし,解決することのできる,自発性に富んだ人材を育成するために,社会システム工学科では幾つかの小人数のセミナー形式の講義を用意している. 本科目は3-4年次に行われるプロジェクト研究(卒業研究)等で特に必要な文章表現,発表技術,文献検索等を修得するとともに,各種課題に対する討論,実験及び調査の結果を基にしたプレゼンテーション等によって,この目的を達成しようとするものである. また,教員,学生間のコミュニケーションを図ることも重要な目的と考え,このセミナーは,社会システム工学科全員に履修してもらうことを前提としている.
◆講義の進め方 講義開始日以前に配属希望調査を行い,各教員が提供するグループに分かれてセミナーを進行する.配属希望調査についての詳細は、学科掲示板などにて3Q開始日ごろに告知する. セミナー1は3Qに,セミナー2は4Qにそれぞれ開講される.
なお,参考までに平成17年度に行われたセミナーの概要を以下に記す. |
授業の詳細2 |
講義計画 <セミナー1> 3Q-1:伊藤綱男教育講師「環境保全を視点に考察する」 環境保全をキーワードとして、地域や企業そして社会基盤施設と環境との係わり合いについて考察する.具体的には、高知県における環境保全政策、企業における環境マネジメントシステム、環境報告書の概要、また社会基盤施設における環境配慮技術などの基礎を学ぶ.現場見学を予定する.環境を軸に幅広い考察力を養うとともに、学習スキル(問題解決力、レポート作成力、コミュニケーション力など)を向上させることを目標とする.自主的に積極的に取り組むことを期待する.(なお、第1回講義は、10月20日(木曜日5時限)とする.教室は決定次第、WEB掲示板にて連絡する.)
3Q-2:藤澤伸光教授「構造と形」 構造物の形(デザイン)と力学的作用の関係を考えます.斬新なデザインの橋を集めた本(英語)の中から、自分が関心を持った橋を選んでもらい、資料を読んでパワーポイントにまとめ、他のメンバーにその橋を紹介するという形で講義を進めます.英語の本ですが、1橋あたりのページ数は4ページ程度で図や写真が多いので、読解は十分可能です.質問や討議を通じて、構造が生み出す形と、その造形を人がどのように認識するかを勉強します.また、その中で実際の橋梁構造やその架設技術などの基礎にも触れたいと思います.
3Q-3:高木方隆教授「測るということ」 様々な問題解決の出発点として,現状を把握することは極めて重要です.つまり計測された現状のデータをもとにいろいろな解析が始まるわけです.したがって,この セミナーでは,ものを測ることについて考えてもらいます.例えば実際に何かを測ってもらい,計測上の留意点や誤差の意味について体験的に学習します.
3Q-4:島弘教授「20年後の世界」 (1) 20年後の世界はどうなっているだろう.想像してみよう. (2) よりよい将来のために,我々は何ができるかを考えよう. (3) 未来の世界に対する夢.実現のための課題を決めよう. (4) 課題に対する過去から今までの分析をしてみよう. (5) 分析を基に20年後の状況を予測しよう. (6) 分析と予測結果を発表し,意見を出し合おう. |
授業の詳細3 |
3Q-5:重山陽一郎助教授「四国の景観デザインを調べる」 四国の優れた景観デザインの事例を調査、レポートします.週末に各自で現地調査、平日に報告会、というサイクルを2〜3回行います.調査物件は重山が例示したなかから、興味のあるものを選んで頂きます.
3Q-6:中田慎介教授「建築デザインを取り巻くシステム」 建築物のデザインは、そのものが1つの彫刻的芸術作品であり、同時に内部の機能および建物としてのいろいろな定義の性能も含んでいます.初心者かもしれない諸君と、このような機能性能等をも含めた「システム」としてみなで捕らえなおして、実際の建物を例に取り、パワーポイント等で表現した場合の諸君のプレゼンテーションの中身について論じ合ってゆきたい. 例 1)建築デザインと構造システム 2)建築デザインと宗教性 3)建築デザインと性能システム
3Q-7:村上雅博教授「高知県の川(四万十川・仁淀川・物部川、等)の環境調査」 高知県は、すばらしい水環境に恵まれ、殆どの川でアユが生息しています.工科大の脇には物部川が流れています.このセミナーでは河川の環境を保全・復元する新しい環境工学(自然再生プロジェクト)の一端を学びます.まずは河川の現場(自然)をみることから始め、最後に自分の目でみた現地調査報告書を作成します.現場を一日かかけて2回ほど訪ねますので土曜日に参加できることが条件です.
3Q-8:寺部慎太郎助教授 「土地区画整理事業を学ぶ」 都市計画を実現するための重要な方法の一つに,土地区画整理事業がある.本セミナーでは「都市計画マニュアル」の中の土地区画整理に関する部分を分担して読み,まとめて発表し,議論する.最後に,高知駅周辺土地区画整理事業を見学する.初回は10/17(月)4限に寺部教員室集合. |
授業の詳細4 |
◆テキスト: なし(担当教員が指定する場合もある)
◆成績評価: 「それぞれのQで、 全出席=B点 欠席が3回以下(授業回数はそれぞれのQで全8回)=C点 欠席が4回以上=F」 という基本形に,授業態度,発表等の成果も加味して最終総合評価を行う(ただし,他の点を加味するのは出席状況でC以上の者に限る). |
授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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