科目名 |
セミナー2 |
担当教員 |
重山 陽一郎 |
対象学年 |
1年 |
クラス |
学部:専門011 |
講義室 |
B101 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
月5,木5 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
1 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義の概要 ◆講義目標及び講義概要 自ら問題を発見提起し,目標を定め,そこに到達する技法を見いだし,解決することのできる,自発性に富んだ人材を育成するために,社会システム工学科では幾つかの小人数のセミナー形式の講義を用意している. 本科目は3-4年次に行われるプロジェクト研究(卒業研究)等で特に必要な文章表現,発表技術,文献検索等を修得するとともに,各種課題に対する討論,実験及び調査の結果を基にしたプレゼンテーション等によって,この目的を達成しようとするものである. また,教員,学生間のコミュニケーションを図ることも重要な目的と考え,このセミナーは,社会システム工学科全員に履修してもらうことを前提としている.
◆講義の進め方 講義開始日以前に配属希望調査を行い,各教員が提供するグループに分かれてセミナーを進行する.配属希望調査についての詳細は、学科掲示板などにて3Q開始日ごろに告知する. セミナー1は3Qに,セミナー2は4Qにそれぞれ開講される.
なお,参考までに平成17年度に行われたセミナーの概要を以下に記す. |
授業の詳細2 |
<セミナー2> 4Q-1:大谷英人教授「新聞から時代を見抜く」 今という時代は,多面的な方向に身を開き,どんな問題にもつき合う態度を覚悟すべきである.時を逸さず重要と思われる諸問題,諸観念を批評しつづけることは,時代と共に歩もうとするかぎり回避してはならない,と私は思っている.そこで,ここでは,各自が興味を持った新聞記事を切り抜き,それを各自が発表するとともに,みんなでその問題を議論し,考察する.
4Q-2:野尻洋一教授「科学の奥深さを実感する」 目的:実験と議論を通して自然科学の原理を強く認識する 方法:毎回与えられる一つのテーマについて、次の5段階の作業を繰り返すことにより、 科学研究に必須な基本活動に習熟する 1)問題の提起、2)仮説の構築、3)議論の展開 4)仮説の実証 5)認識の獲得
4Q-3:坂本安祥助教授「パソコン上で会社を経営してみよう」 コンピュータ上で会社経営を競うビジネスゲームと呼ばれるソフトがあります.本講義ではこのソフトを使い,各グループに分かれて会社経営を競ってもらいます.会社をうまく経営していくためには,今までの業績を分析し,経営を改善していく必要があります.その際には会計等の専門知識を必要とします.そこで,本講義では,会計の代表的な専門知識を調査・理解し,その知識に基づき論理的に思考しながら会社の業績分析,経営改善を行うことによって,論理的思考力(含 調査・分析力),プレゼンテーション力の習得を目指します.
4Q-4:渡邊法美助教授「山田町住人の心をget せよ!」 高知にもついに大型ショッピングモールが登場しました.大型ショッピングモールによって私たちの生活はより便利に快適になりました.その一方で、中心商店街が次第に寂れていくことが懸念されています.大型ショッピングモールのアイデアは、いつどこでどのように生まれたのでしょうか?高齢化が進む社会において、大型ショッピングモールだけが繁栄することは望ましいのでしょうか?このセミナーではまず、マネジメントの「巨匠」として数多くの優れた著作を残してきたピーター・ドラッカーの著作を原書(英語)で読みながら、大型ショッピングモール誕生の歴史と「ビジネスとは何か?」を楽しく学びます.その知識を踏まえて、土佐山田町住人の心をgetして町を元気にするビジネスを皆さんに提案・議論してもらいます. |
授業の詳細3 |
4Q-5:永井博之教育講師「易しい身近な景観について考えてみよう」 社会システム工学科に身を置く学生として,景観とは何か,景観の考え方等を文献で調べたり,ディスカッションした後,身近な興味を引くテーマを各自が選び,一般社会人(普通の人)に説明ができるレベルでの自分の考えをレポートにまとめ,パワーポイントにてプレゼンを8回の授業にて行う.
4Q-6:吉田晋助教授「建築を読む」 社会システム工学、なかでも建築の世界が現在直面しているトピックが幾つかあります.高齢化社会に対応した住環境、省エネルギー・省資源などの環境問題、シックハウスやシックスクールといった建物の安全性の問題などなど これらのトピックについて ・日本建築学会が発行する「建築雑誌」の中(最近2年程度)から自分の興味のある論文(2ページから4ページ程度)を選んで発表をする. ・その発表について不明なところを質問し、全員で討論する. ・討論を受けて、その内容についてさらに詳しく調べ、発表する. といった流れで進めます.だいたい一人4回程度の発表を予定しています.
4Q-7:大内雅博助教授「ハングル講座」 最も身近な隣国・韓国の文字であるハングルを勉強します.ハングルを読んでアルファベットで表記できるようにします.
4Q-8:穴見健吾講師「構造・材料に関していろいろ経験してみよう」 構造物や材料の不思議な世界を見て、いろいろ今後どんなことを社会システム工学科で学んで行けば良いかを考え、話あってみよう. ・ 鉄を叩き割ろう! ・ 鉄を押しつぶそう! ・ 構造物と天気 ・ 溶接してみよう! ・ 共振の世界
4Q-9:那須清吾教授「工学技術者として真実をさぐる」 ・物理的現象、社会的現象をどの様に計測し、評価し、真実に近づくか.その方法 について、学生が探りたい対象物あるいは社会現象を選定して取り組む. ・グループ別に探った結果について、グループ間で質疑・討論する. |
授業の詳細4 |
◆テキスト: なし(担当教員が指定する場合もある)
◆成績評価: 「それぞれのQで、 全出席=B点 欠席が3回以下(授業回数はそれぞれのQで全8回)=C点 欠席が4回以上=F」 という基本形に,授業態度,発表等の成果も加味して最終総合評価を行う(ただし,他の点を加味するのは出席状況でC以上の者に限る). |
授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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