科目名 |
専門数学 |
担当教員 |
坂本 安祥 |
対象学年 |
1年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B101 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火2,金2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
授業の目的 社会システム工学科は、種々の社会システムの構成要素を、工学的な視点をもって追求することを目的とした学科である。この工学的視点の一つの基礎となる学問が数学であり、数学を用いることが対象分野の本質により迫る一助となる。 専門数学では「微分(時間があれば積分まで)」と「統計」を取扱うが、これらは、諸君が今後、本学科で学ぶ専門分野の講義を受け、内容を理解し、実力を付ける為に、強力な武器となるものである。 「微分(積分)」「統計」共に、細かな数学的な原理や定理は共通教育に譲り、両分野の工学的な意味(使われ方)について、社会システム工学科で取扱う事象を対象として学ぶことを目的とする。 |
授業の詳細2 |
授業の進め方 前半に微分(積分)を、後半に統計を学習する。また,両者共に、演習を中心とした授業を基本とする。これにより,「ただ知っている」から「ある程度使える」へレベルアップすることを目指す. |
授業の詳細3 |
達成目標 「微分(積分)」 @ 微分(積分)について、その工学的な意味を理解する. A 微分(積分)の計算ができるようになる. 「統計」 統計の基本的概念の理解を目指す。そして、将来の専門科目や研究に役立つよう簡単な応用についても学ぶ。具体的には、にデータにはバラツキがあることを理解し、バラツキがあるために、それを如何にして扱っていくかを学ぶ。 |
授業の詳細4 |
授業計画 1〜3.関数とは? 社会システム工学科で取扱う問題を例にとり、関数に対する理解を深める 4〜5.関数のグラフ表示 前回までに学習した関数について,それをグラフ表示することについて学ぶ. 6. 微分の仕方 数学的な導関数の求め方を学習する. 7〜8.微分の意味 導関数には一体どういう意味(特に工学的な)があるのかについて学ぶ. 9. 微分(積分)部分のテスト |
授業の詳細5 |
10.統計はなぜ必要か? サンプルデータを与え、そのデータをまずは、自分達なりに読み解いてもらう。そして、そこからデータにはバラツキ、分布というものがあることを学ぶ。 11〜12 .代表値、偏差 バラツキのあるデータを扱うための統計の基本的知識である、平均などの代表値、そして偏差について学ぶ。 13〜14.正規分布 バラツキの基本的な知識として正規分布について学ぶ。 15〜17.推定 以上の知識からその応用として如何に部分(サンプルデータ)から如何にして全体を推測するか、その方法について学ぶ。 18.統計部分の試験 |
授業の詳細6 |
成績評価 「微分積分」「統計」個々に成績評価(試験及び演習)を行い、それを平均することによって専門数学としての成績評価を行う。この時の成績評価基準は、以下の通り。 ◆AA:90点以上 ◆A:80点以上 ◆B:70点以上 ◆C:60点以上 ◆F:60点未満 一方、「微分積分」、「統計」個々の成績評価基準は以下の通り。 ◆AA:達成目標を十分に理解し、簡単なその応用であれば十分に理解している。 ◆A:達成目標を十分に理解し、簡単なその応用も基本的に理解している。 ◆B:達成目標は十分に理解している。 ◆C:達成目標を基本的には、理解している。 ◇テキスト:特になし ◇参考書:「微分積分」高校時代の微分積分の教科書、「統計」授業中に紹介する。 ◇備考:分からないことがあれば,遠慮無くどしどし質問に来て欲しい. ◇履修の前提となる必須科目:なし ◇事前の履修が望ましい科目:なし |
授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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