科目名 |
水理・河川工学 |
担当教員 |
大内 雅博 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B104 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
月1,木1 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
目的:河川に関して,治水,利水,環境および教育の基礎を学ぶ。
内容
1.日本の河川分類と関係法令,呼称の概要,河川の特徴と地形形態・気象・浸食・堆積の概要,河川流域の形状・特性と指標
2.日本の降水と流出の特性,計測と推定,水文統計と河川設計の安全性
3.静水圧
4.ベルヌーイの定理
5.常流と射流
6.摩擦によるエネルギー損失
7.等流・不等流の計算
8.洪水流の数学的解析法
9.土砂の流送と河床変動
10.河川計画の基本方針と治水・利水・環境,治水計画における計画高水流量と河川構造に関わる基準
11.河川改修(護岸・水制・床固め等)と治水対策(ダム・放水路・地下河川等),河道計画と総合治水政策・その他の治水上の問題・高潮・内水など,日本の河川の課題(上流下流問題、森林税、間伐問題、都市河川の治水、渇水時の調整、河川・住民の連携と教育問題)
12.河川の維持管理〜環境(水質、自然環境、ダム・堰対策など)の調査と創造,河川環境の調査,環境再生事業の実態と課題
13.河川の維持管理〜治水(水防活動、ダム管理、洪水予報と水防警報、洪水ハザードマップなどの取り組み)
14.水系における水利用の実態と調整,水資源開発と上水道計画のリスク管理 山間部における砂防計画の意義と基本方針
15.最終試験 |
授業の詳細2 |
成績評価
主として最終試験の成績をもとに評価する。評価基準は以下のとおり:
A:Bの項目に加え,与えられた条件を元に簡単な河川構造物の設計を行うことが出来ること。
B:Cの項目に加え,常流と射流,摩擦損失および土砂の移送まで理解すること。
C:ベルヌーイの定理までの水理学,およびわが国の河川の現状を理解すること。
AA:評価基準Aの中で,例外的に優れているもの。
教科書
適宜資料を配布する。 |
授業の詳細3 |
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授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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