科目名 |
論理回路設計論 |
担当教員 |
矢野 政顯 |
対象学年 |
1年,2年 |
クラス |
院:専門001 |
講義室 |
A105 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火2,金2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
授業の目的 論理回路に関する知識を整理し集積回路への応用を学習する.具体的にはプログラマブルロジックデバイスを用いて,2進計数回路の基礎から状態マシーンの設計法まで学ぶ.最後に実際例としてマイクロプロセッサをとりあげ,状態マシーンの設計に対する理解を深める.テキストの抜粋を用いて講義する.
授業の進め方 この授業では始めに論理演算の基本,および論理関数の簡単化手法について復習するとともに,各種プログラマブル論理デバイスについて講義する。次に,順序回路の基本である同期式順序回路の設計法について講義する。さらにプログラマブルロジックデバイスを用いて,2進計数回路の基礎から状態マシーンの設計法まで学ぶ。理解度を確認するため適宜演習を行う。
達成目標 (1) 同期式順序回路を,各種フリップフロップを用いて設計出来るようになる。 (2) プログラマぶるデバイスの使用方法を理解する。 (3) マイクロプロセッサの内部構造とマイクロプログラムを理解する。 |
授業の詳細2 |
授業計画
1〜2:論理関数とプログラマブルロジックデバイス(第1章) 論理関数と,ディジタルロジック,プログラマブルロジックデバイス(PLD)の関連について理解する.
3〜5:同期式2進計数回路(第2章,第3章) 状態マシーンの基礎となる同期式2進計数回路の設計原理と,同期式2進計数回路による意志決定の仕組みについて学習する.
6〜7:出力信号の設計(第4章) 同期式2進計数回路の状態を基にした周辺デバイス制御用出力信号の設計法について学ぶ.
8〜9:PLDによる状態マシーンの設計(第5章,第6章) PLDによる状態マシーンの設計法について学習する.
10〜11:ROMによる状態マシーンの設計(第7章) ROMによる状態マシーンの設計法を習得する.
12〜14:マイクロプロセッサアーキテクチャ(第8章) 状態マシーンの実際例としてマイクロプロセッサを取り上げ,制御回路,演算回路,入出力回路についての理解を深める.
15:最終試験;修得状況を確認するため試験を受ける. |
授業の詳細3 |
成績評価 (1)演習課題を20点 (2) 最終試験を80点 とし,合計点数に従って次のように評価する。 ◆C:60点以上69点まで ◆B:70点以上79点まで ◆A:80点以上89点まで ◆AA:90点以上
◇テキスト:John W. Carter著「Digital Designing with Programmable Logic Device」 Prentice Hall (June 1996)
◇履修前の受講が望ましい科目:「論理設計」(学部科目)
◇備 考:具体的な例題・演習を多く用いて授業を進める予定である。 |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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