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タイトル「2008年度シラバス」、フォルダ「2008年度シラバス?専門科目(マネジメント)
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 簿記T 
担当教員 園 弘子 
対象学年 1年  クラス 学部:専門001 
講義室 K201  開講学期 2学期 
曜日・時限 月5,木3  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 ≪科目概要≫……「簿記」とは
 企業などの経済活動を、記録・計算・報告する一連の行為を会計といいますが、簿記は会計実践の「記録」に関する技法です。一般に公正妥当と認められる会計実践では、記録の方法や項目分類にも一定のルールがあり、この帳簿記録(記帳)ルールは原則的に全世界共通です。企業等では簿記に基づく資料から、さらに幾種かの報告書を作成します。この報告書は財務諸表と呼ばれ、企業の利害関係者、例えば金融機関や投資家などに、その企業の財政状態や経営成績を把握し様々な意思決定を行う目的で利用されます。このように現代社会になくてはならない簿記ですが、起源は古く、その基礎はヨーロッパ中世にまで遡ります。また1494年にはヴェネチアの数学者ルカ・パチョリによるズンマという書物に、簿記に関する記述が見られます。日本では福澤諭吉が米国の簿記書を翻訳して日本に最初に紹介し、教習所を開くなどしてその普及に努めています。

 
授業の詳細2 ≪授業目的≫
・商店・企業の経済活動の基礎を知る。
・経済活動の記録の方法やそこで利用される帳簿の扱いに関する知識を得る。
・入門的会計処理を正確かつ一定程度のスピードで行う技能を習得する。 
授業の詳細3 ≪授業の進め方≫
・講義形式。ただし適宜、問題の練習を行う。(電卓必携…機種については下記注意事項参照)
・検定試験の日程に合わせ授業実施日・時間の変更、および演習を実施する。
  (時間の変更、演習日程はポータルサイトおよオリエンテーション配布物にて連絡する。各自、確認のこと) 
授業の詳細4 ≪授業目標≫
・会計の基本用語を理解できている。
・損益計算を理解している。
・簿記原理(記帳ルール)を理解し、実践できる。
・簿記一巡の手続きを理解し、実践できる。
・基礎的な取引についての会計処理ができる。
 
授業の詳細5 ≪授業計画≫
・資産,負債,資本(純資産)および収益,費用
・貸借対照表と損益計算書の概要と意義
・簿記一巡の流れ
・勘定口座と仕訳および転記
・試算表作成
・精算表作成
・決算T〜振替仕訳
・帳簿締切
・繰越試算表
・貸借対照表と損益計算書
・基本取引の仕訳
 
授業の詳細6 ≪成績評価≫
 6月検定で3級合格 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「簿記T」=AA
 11月検定で3級合格・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「簿記T」=A
 6月検定に60〜69点で不合格・・・・・・・・・・・・・・・・「簿記T」=B
 6月検定に50〜59点で不合格・・・・・・・・・・・・・・・・「簿記T」=C
 6月検定未受験または50点以下で不合格 ・・・・・「簿記T」=F
但し、「簿記T」に続けて「簿記U」を受講した場合は、2月の検定結果を基準に評価を行う。
そのため「簿記T」の評価も上記とは異なるので、シラバス「簿記U」の項を参照のこと。 
授業の詳細7 注意事項1
 ・この授業の履修者は必ず日商簿記検定を受験すること。 
授業の詳細8 注意事項2
 ・電卓・・・・・第一回授業で検定等に持ち込みが許可されている機種について説明する。持っていない学生もまだ購入しないこと。 
授業の詳細9  
授業の詳細10  


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