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タイトル「2008年度シラバス」、フォルダ「2008年度シラバス?教職科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 教育心理学 
担当教員 田島 充士 
対象学年 1年  クラス 学部:専門001 
講義室 K102  開講学期 2学期 
曜日・時限 土2  単位区分 査定外 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 【授業の目的】
◎教育現場では昨今、子供の学ぶ意欲や学力・体力の低下が指摘され、また発達障害を抱える生徒への対応など新たな課題も現れている。本講義では教育心理学の観点からこれらの問題の背景について包括的に分析を行い、また対応のあり方についても考察を深める。 
授業の詳細2 【授業の進め方】
◎ パワーポイントを使用した授業を行う。毎回,授業内容に関するプリントを配布し,学習内容をそのプリントに書き込んでいく学習形式をとる。

◎この授業では,1回の定期試験を実施する。その他,不定期に小レポート形式の課題を実施し,その結果も成績評価に利用する。 
授業の詳細3 【達成目標】
*この授業の達成目標は,次の3項目である。

◎教育心理学に関わる知識を習得する。

◎学校教育に関わる問題について,心理学的知識を活用しながら,考察を行うことができるようになる。

◎論理的な文章によって,自分の意見を表現できるようになる。 
授業の詳細4 【授業計画】

1.オリエンテーション
 本講義の概要を説明し,一部,学習を進める。

2.発達と教育
 児童期以降の子供達の発達と教育を論じる上で重要な基礎理論を紹介する。

3.心身発達のメカニズム
 子供達の心身発達に影響を及ぼす要因について理解を深める。
4.愛着理論
 児童・生徒理解を行う上で必須となる愛着理論の紹介を行う。

5.就学前の乳幼児の学習・発達
 小学校入学以前の子供達の発達・学習の様子について,具体的に分析する。

6.就学後の児童の学習・発達
 小学校入学以降の子供達の発達・学習の様子について,具体的に分析する。

7.生徒の学校経験と日常経験を結びつける学習指導
 教師のいうことを丸暗記するだけの学習状況を解消するための,様々な取り組みについて紹介する。

8.動機づけと学習
 学習指導を行う上で必要となる動機づけ理論の概要について紹介する。

9.動機づけを高める教師の介入
 動機づけ理論を活用した指導のあり方について論じる。

10.記憶の構造
 子供達の学習指導を進める上で必要となる記憶理論の概要について紹介する。

11.記憶の病理と支援
 記憶理論を活用した支援的指導のあり方について論じる。

12.発達障害について(基礎理論)
 学習障害・アスペルガー症候群などの発達障害の概要について紹介する。

13.発達障害について(支援のあり方)
 発達障害に苦しむ子供達に対する支援的指導のあり方について論じる。

14.特別支援教育の今後
 特別支援教育の理念と実践的課題について紹介する。

15.試験 
授業の詳細5 【成績評価】

 成績をつけるため,1回の定期試験と数回の小レポート(授業中)を実施する。出席状況もあわせて検討し,以下のような基準で評価を行う。

AA:試験成績がA以上+小レポートの成績が良好。
A:試験成績がB以上+小レポートの成績が良好。
B:試験成績がC以上,小レポートの成績が良好。
C:試験成績がC以上。 
授業の詳細6 ◇テキスト
 
 特に指定しない。 
授業の詳細7 ◇参考書

授業中に,適宜,参考図書を指定する。 
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


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