科目名 |
Business/TOEIC English |
担当教員 |
長崎 政浩 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:人社002 |
講義室 |
A103 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
木4 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
【授業の目的】 Business English / TOEICは1,2学期にそれぞれ開講されているが、本講座(2学期)はリーディングに重点をおいたものである。 英語の基礎的な知識をもっていても、それを活用して、英語でコミュニケーションを図ったり、英文を読みこなすレベルまで高まっていることは少ない。知識を、実践力にまで高めるだけの、使用経験や触れる英文の量が決定的に不足しているからである。 一斉授業で、全員が同じペースで一つのテキストを読んでも、この問題は解決できない。自ら選んだ本を、楽しみながら、できるだけたくさん読むことが大切になる。本講座は、 Reading Workshopの考え方を導入し、KUT Paperback Libraryを使って、実践的なリーディング・スキルを養成することを目的としている。 |
授業の詳細2 |
【授業の進め方】 ◇講座は次の2つの活動で構成される。 1 Reading Workshop (Paperback Libraryを使ったリーディング演習) 2 TOEIC Challenge (TOEIC受験のための演習)
◇授業の基本的な考え 授業はワークショップ形式で進める。全員が一斉に同じ本を読むのではなく、自分自身で読みたい本を選び、できるだけ多くの英文に触れることで、リーディング力を高めていく。
◇毎回の授業の基本的な流れは次のとおり。
1 Mini-Lesson Reading workshopの進め方、本の選び方、Chunkと効果的なEye movement、未知語の処理、パラグラフの構造、様々なジャンル、背景知識の活用など、リーディング力を高めるために必要な手法を学ぶ。
2 Individual Reading Time (各自で選んだ本を読む活動)とConference (個別指導) 300冊程度あるPaperback Libraryの中から、好きな本を選んで、Mini lessonで学んだ手法を活用しながら読み進めていく。その際、簡単な読書記録をつけ、リーディング力の向上を自己管理する。 また、Individual Reading Timeと並行して、Conferencing(1対1の対話)を行い、個別指導で、着実にリーディング力を高められるよう支援する。
3 TOEIC Challenge Mini lessonの内容に関連付けてTOEIC問題の演習を行う。
4 Sharing (まとめと共有の時間) 一人で読むだけでなく、読んだことについて、共有することで、お互いの読みを深める。 |
授業の詳細3 |
【到達目標】 1 簡単な英語のペーパーバックを、楽しみながら読めるようなる。 2 各自が設定したTOEICの目標得点を達成する。 ※受講者は原則として12月のTOEIC IP Testを受験すること。 |
授業の詳細4 |
【授業計画】
Week 1 オリエンテーション Reading Workshopの進め方、読者としての自己理解、WPM測定
Week 2 ? 14 以下の二つの活動を並行して進める。
○Reading Workshop 各自の進捗状況、リーディング力の伸びに合わせて、段階的に読み進めていく。 Stage 1 比較的読みやすい本を多量に読み、英文を読むリズムをつかむ段階 Stage 2 英文のレベルを少しあげ、長めでストーリー性のあるものの挑戦する段階 Stage 3 各自が自分自身の読みたい本を自由に読み始める段階
○TOEIC 演習 ・現状の英語力の把握と学習計画案の作成(10月) ・TOEIC受験前の模擬テスト(12月) ・到達度の把握(2月)
Week 15 振り返りと自己評価(今後のリーディング学習の進め方の指針づくり) |
授業の詳細5 |
【成績評価】 ◇評価方法 以下の3つの観点を3段階(3:Excellent 2:Good 1:Poor)で評価する。詳細は、オリエンテーション時に説明する。 観点1 ポートフォリオ(教材やワークシート、Reading Record等をファイルに綴じたもの) 観点2 TOEIC Challenge 観点3 Achievement in Reading(各自が設定した目標の達成度を自己評価したものに、教員の評価を加え総合的に評価する。)
◇評価基準 講座の目標及び各自が設定した到達目標に照らして、評価する。 3:Excellent (授業の目標を十分に達成した。) 2:Good (授業の目標を概ね達成した。) 1:Poor (授業の目標を達成していない。)
◇評価 F:3観点とも(1:Poor)である。 C:3観点のうち、(1:Poor)が二つある。 B:3観点のうち、(2:Good)が二つある。または、(3:Excellent)(2:Good)(1:Poor)が一つずつである。 A:3観点のうち、(3:Excellent)が二つある。 AA:3観点とも(3:Excellent)である。 |
授業の詳細6 |
【テキスト】 ○ KUT Paperback Library (大学所有のペーパーバックを使用するので購入する必要なない) ○『新TOEIC テスト スーパー模試600問』アルク
◇辞書は特に指定しないが、引き続き英語の読解力を高めたい受講生は、Oxford Advanced Learner’s Dictionary of Current English のような、外国人学習者向けの英英辞典に慣れるようにしたい。 |
授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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