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タイトル「2009年度シラバス」、フォルダ「2009年度シラバス?大学共通科目(人文・社会科学等科目)
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 Business/TOEIC English 
担当教員 長崎 政浩 
対象学年 3年  クラス 学部:人社002 
講義室 A103  開講学期 2学期 
曜日・時限 木4  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 【授業の目的】
Business English / TOEICは1,2学期にそれぞれ開講されているが、本講座(2学期)はリーディングに重点をおいたものである。
英語の基礎的な知識をもっていても、それを活用して、英語でコミュニケーションを図ったり、英文を読みこなすレベルまで高まっていることは少ない。知識を、実践力にまで高めるだけの、使用経験や触れる英文の量が決定的に不足しているからである。
一斉授業で、全員が同じペースで一つのテキストを読んでも、この問題は解決できない。自ら選んだ本を、楽しみながら、できるだけたくさん読むことが大切になる。本講座は、 Reading Workshopの考え方を導入し、KUT Paperback Libraryを使って、実践的なリーディング・スキルを養成することを目的としている。
 
授業の詳細2 【授業の進め方】
◇講座は次の2つの活動で構成される。
1 Reading Workshop (Paperback Libraryを使ったリーディング演習)
2 TOEIC Challenge (TOEIC受験のための演習)

◇授業の基本的な考え
授業はワークショップ形式で進める。全員が一斉に同じ本を読むのではなく、自分自身で読みたい本を選び、できるだけ多くの英文に触れることで、リーディング力を高めていく。

◇毎回の授業の基本的な流れは次のとおり。

1 Mini-Lesson
Reading workshopの進め方、本の選び方、Chunkと効果的なEye movement、未知語の処理、パラグラフの構造、様々なジャンル、背景知識の活用など、リーディング力を高めるために必要な手法を学ぶ。

2 Individual Reading Time (各自で選んだ本を読む活動)とConference (個別指導)
300冊程度あるPaperback Libraryの中から、好きな本を選んで、Mini lessonで学んだ手法を活用しながら読み進めていく。その際、簡単な読書記録をつけ、リーディング力の向上を自己管理する。
また、Individual Reading Timeと並行して、Conferencing(1対1の対話)を行い、個別指導で、着実にリーディング力を高められるよう支援する。

3 TOEIC Challenge
Mini lessonの内容に関連付けてTOEIC問題の演習を行う。

4 Sharing (まとめと共有の時間)
一人で読むだけでなく、読んだことについて、共有することで、お互いの読みを深める。
 
授業の詳細3 【到達目標】
1 簡単な英語のペーパーバックを、楽しみながら読めるようなる。
2 各自が設定したTOEICの目標得点を達成する。
   ※受講者は原則として12月のTOEIC IP Testを受験すること。
 
授業の詳細4 【授業計画】

Week 1 オリエンテーション  Reading Workshopの進め方、読者としての自己理解、WPM測定

Week 2 ? 14  以下の二つの活動を並行して進める。

○Reading Workshop
各自の進捗状況、リーディング力の伸びに合わせて、段階的に読み進めていく。
  Stage 1  比較的読みやすい本を多量に読み、英文を読むリズムをつかむ段階
Stage 2 英文のレベルを少しあげ、長めでストーリー性のあるものの挑戦する段階
Stage 3 各自が自分自身の読みたい本を自由に読み始める段階

○TOEIC 演習
  ・現状の英語力の把握と学習計画案の作成(10月)
  ・TOEIC受験前の模擬テスト(12月)
  ・到達度の把握(2月)

Week 15 振り返りと自己評価(今後のリーディング学習の進め方の指針づくり)
 
授業の詳細5 【成績評価】
◇評価方法
 以下の3つの観点を3段階(3:Excellent 2:Good 1:Poor)で評価する。詳細は、オリエンテーション時に説明する。
  観点1 ポートフォリオ(教材やワークシート、Reading Record等をファイルに綴じたもの)
  観点2 TOEIC Challenge
  観点3 Achievement in Reading(各自が設定した目標の達成度を自己評価したものに、教員の評価を加え総合的に評価する。)

◇評価基準
 講座の目標及び各自が設定した到達目標に照らして、評価する。
3:Excellent  (授業の目標を十分に達成した。)
2:Good    (授業の目標を概ね達成した。)
1:Poor  (授業の目標を達成していない。)

◇評価
 F:3観点とも(1:Poor)である。
 C:3観点のうち、(1:Poor)が二つある。
 B:3観点のうち、(2:Good)が二つある。または、(3:Excellent)(2:Good)(1:Poor)が一つずつである。
 A:3観点のうち、(3:Excellent)が二つある。
 AA:3観点とも(3:Excellent)である。
 
授業の詳細6 【テキスト】
○ KUT Paperback Library (大学所有のペーパーバックを使用するので購入する必要なない)
○『新TOEIC テスト スーパー模試600問』アルク

◇辞書は特に指定しないが、引き続き英語の読解力を高めたい受講生は、Oxford Advanced Learner’s Dictionary of Current English のような、外国人学習者向けの英英辞典に慣れるようにしたい。
 
授業の詳細7  
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


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