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タイトル「2009年度シラバス」、フォルダ「2009年度シラバス?システム工学群専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 電気回路基礎 
担当教員 八田 章光 
対象学年 1年  クラス 学部:専門001 
講義室 C101  開講学期 1学期 
曜日・時限 火3,金3  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 【講義の目的】
電気回路は身の回りのあらゆる場所に用いられている.エネルギーとしての電力,情報処理,情報通信,ロボットや機械の制御,照明,鉄道や自動車の動力など,現在,そして未来にわたって社会の重要技術は電気回路を扱う能力無しでは成り立たない.将来,科学や技術の分野で活躍するには,電気回路に対する理解は必須である.この授業では高校までに学ぶべき電気回路の基本事項を確認した上で,より複雑な電気回路を理解するために必要となる基本的な考え方を学び,また計算演習を行って回路計算のコツを修得する. 
授業の詳細2 【講義の進め方】
高校までの物理や理科での回路の学習状況に応じてクラスを分けて授業を行う.第1講のオリエンテーションで期末試験の内容や授業内容を例示するので、説明を聞いて自分が適していると考えられるクラスを選択して受講する。 
授業の詳細3 【達成目標】
1. 電圧と電流を区別し,オームの法則を理解する
2. 直列・並列回路の考え方とキルヒホフの法則を理解する
3. 抵抗とコンデンサの直流回路の計算方法を修得する
4. コンデンサの性質を理解し充放電の時間変化を導出する 
授業の詳細4 【講義計画】(標準)
第1講 オリエンテーション、物質と電気
第2講 指数の計算と単位の接頭語
第3講 電圧と電流、導線と抵抗、オームの法則、
第4講 抵抗とコンダクタンス、直列と並列
第5講 電圧と電位、キルヒホフの法則
第6講 電力と電力量、ジュール熱
第7講 電圧源、電流源と内部抵抗
第8講 分圧、分流、計測器の内部抵抗
第9講 テブナン・ノートン等価回路
第10講 重ねの理
第11講 コンデンサと電荷保存
第12講 コンデンサの充放電
第13講 正弦波交流
第14講 コイルの性質
第15講 期末テスト
第16講 追試(該当者のみ) 
授業の詳細5 参考書:
@『新入生のための電気工学』、東京電機大学編、東京電機大学出版局
電気工学の入門書として分かりやすい
A『電気回路の講義と演習』、岩崎久雄他著、日新出版
電子・光系2年次『回路理論T』で使用する教科書 
授業の詳細6 成績評価:
授業の出席状況と期末試験の成績で判断する。レポートや宿題を課す場合は、課題の提出をもって出席と見なし、課題未提出は欠席と見なす場合がある。
遅刻・欠席が目立つ場合(たとえば欠席なら3回以上、遅刻なら5回以上)は,試験の成績に関係なく不合格とする.就職活動などやむを得ない理由で欠席や遅刻をする場合は,前もって担当教員または教務部に連絡した場合のみ考慮し、欠席・遅刻としてカウントしない場合があるが、事後の申し出は原則として考慮しない.
欠席や遅刻がほとんどなく(たとえば1回以下)かつ期末試験の成績が優れている場合にAAまたはAとする。遅刻欠席がほとんどないにも関わらす成績が必ずしも優れていない場合、約40%以上の正解であればCを与える。
◆AA:遅刻欠席がほとんどなく、期末試験がほぼすべて正解であった
◆A :遅刻欠席がほとんどなく、期末試験が約80%以上正解であった
◆B :期末試験が60%以上正解であった
◆C :遅刻欠席がほとんどなく、期末試験が約40%以上正解であった 
授業の詳細7 履修上の注意:
クラスによっては前半の基本事項に時間をかけてすすめる場合と、後半の交流等に時間をかけて講義する場合がある。 
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


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