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タイトル「2009年度シラバス」、フォルダ「2009年度シラバス?環境理工学群専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 細胞生物学 
担当教員 堀澤 栄 
対象学年 1年  クラス 学部:専門001 
講義室 B106  開講学期 2学期 
曜日・時限 月2,木2  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 ◆達成目標
大学で生物学を学ぶ上で基礎となる細胞の構造、エネルギー合成、物質生産などの基本的知識を身につける。
◆講義の目的
すべての生物は細胞から出来ており、細胞生物学は生物学関連分野の基礎的な科目である。生物学を高校で十分履修していない学生に対し、本学において開講されている生物科学に関連する諸科目を聴講するに必要な生物学の基礎を与えることを目標とする.
 
授業の詳細2 ◆講義計画
1.細胞の構造:細胞の構造および機能,細胞の多様性について説明する.
2.細胞の化学成分:細胞生物学を学ぶ為に必要な化学成分について、基礎的な知識を学ぶ.
3.エネルギー,触媒作用,生合成:細胞のエネルギー利用の概念と触媒作用を概説する.
4.細胞が食物からエネルギーを得るしくみ:細胞におけるATP生産の仕組みを学ぶ.
5.タンパク質の構造と機能:タンパク質の立体構造を説明し、細胞におけるタンパク質の機能を紹介する.
6.DNA:DNA分子の構造と細胞における合成を解説する.
7.中間試験
8.DNAからタンパク質へ:DNAからRNA、タンパク質合成までの流れの基本的な知識を学ぶ.
9.DNA技術:DNA分析に関する基本的な方法および組換えDNA実験法の基礎を概説する.
10.膜の構造:脂質二重層で構成される生体膜の構造と機能を概説する.
12.膜を通した輸送:細胞膜を通過した物質の輸送について概説する.
13.ミトコンドリアと葉緑体におけるエネルギー生成:ミトコンドリアおよび葉緑体におけるATP合成について解説する.
14.細胞分裂:有糸分裂,細胞質分裂,減数分裂について説明する.
15.期末試験
 
授業の詳細3 ◆テキスト:使わない
◆参考書:『エッセンシャル細胞生物学』 (南江堂),『細胞の分子生物学』(ニュートンプレス)

 
授業の詳細4 ◆成績評価: 筆記試験(再試験は行わない)
AA: 大学の生物学を学ぶ上での細胞生物学の基礎を完全に理解している。
A: 大学の生物学を学ぶ上での細胞生物学の基礎を十分に理解している。
B:細胞生物学の基礎をほぼに理解している。
C:高校レベルの生物学的基礎を理解している。
F:上記以外
 
授業の詳細5 ◆備考:
・エッセンシャル細胞生物学、細胞の分子生物学は分子遺伝学の参考図書としても使えます.
・共通の授業「生命科学」と比較すると、本科目は細胞に特化し、やや詳細な内容となっています.
 
授業の詳細6  
授業の詳細7  
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


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