科目名 |
ビジネス法 |
担当教員 |
各指導教官 |
対象学年 |
2年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
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開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
時間外 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
【授業の目的 】 1 会社の基礎的概念について理解する。
2 実務での会社法をめぐる問題点について理解する。
3 具体的事例につき、学説・判例に当てはめて結論を導き出すことを学ぶ。 |
授業の詳細2 |
【授業の進め方】 基本的には、講義形式であり、授業に際して配布するレジュメに沿って進めて行く。さらに授業時には説明のため、その他および論文、新聞記事、判例評釈等各種資料を適宜配布する。なお、本講義は内容的な専門性の高さ、あるいは講義時間の都合から、ただ講義を聴き、レジュメに目を通すだけでは理解が難しいところもある。従って、更なる理解を深めるため、指定するテキストの該当箇所を授業前、あるいは授業後に読んでおくことが望ましい。 この授業は,14回の講義と1回の試験からなる。授業内容の理解度を確認するため、3回から5回程度、小レポートを実施する。その結果は成績評価の一部に利用する。 |
授業の詳細3 |
【達成目標】 1 会社法の基礎的概念を説明できる。
2 会社法に関する現在の問題点につき説明できる。
3 具体的事例につき、学説・判例に当てはめて結論を導き出すことができる。 |
授業の詳細4 |
【授業計画】
1.会社法以前 法体系全体(公法と私法の違い、民法と商法の違い、民法、商法と会社法の関係)を概観し、その中における会社法の位置づけについて解説する。 2.会社とは何か 会社とは何か。会社の種類およびそれぞれの特徴について解説する。
3.会社法における基本法理 法人とは何か。法人格否認の法理、会社の権利能力について解説する。 4.会社の設立 会社の設立手続きについて解説する。
5.6.会社の株式 株式とは何か、株式の種類、実務における株式の扱われ方等について解説する。
7.8.9.会社の機関 株式会社の機関の概要、株主総会、取締役(会)、監査役(会)、その他会社各機関の権限と責任について解説する。
10. コーポレートガバナンス・内部統制システム いわゆる「企業統治」のあり方、会社の不祥事を防ぐための内部統制システムの概要とあり方について解説す る。
11. 会社の計算 株式会社の計算書類等の概要について解説する。
12. 13. 14.企業買収 株式会社における企業買収の手段、それに対抗する買収防衛策および適正な企業買収手続に関するルール・指針について解説する。 15.期末試験 講義内容の理解度を確認するため、期末試験(論述式)を行う。 |
授業の詳細5 |
【成績評価】 成績評価は期末試験の素点(100点満点)の成績か期末テスト(70パーセント)、小テスト2〜3回(15パーセント)、出席点15パーセントの割合による合計点のうち、いずれか高い点を採ることとする。
成績評価の基準は以下の通りである。 ◆C:問いに対し、最低限説明すべき論点に触れて解答している場合(60点以上) ◆B:最低限説明すべき論点に触れて解答しているほか、結論について私見を述べている場合(70点以上) ◆A:Bの基準に加え、その他、学説・判例や授業で説明した問題点についても言及している場合(80点以上) ◆AA: 学説・判例の整理ができており、かつ私見も明快に説明されている場合(90点以上) |
授業の詳細6 |
◇テキスト 宮島司「新会社法エッセンス(第三版)」弘文堂(3200円) ポケット六法、デイリー六法、コンパクト六法21年度版(1500円程度)。但し、六法については、平成20年度のものを持っているものは20年度版のものでも可とする。
◇参考書 授業中に適宜紹介する。 |
授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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