戻る
タイトル「2009年度シラバス」、フォルダ「2009年度シラバス?マネジメント学部専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 企業立地論 
担当教員 各指導教官 
対象学年 2年  クラス 学部:専門001 
講義室   開講学期 2学期 
曜日・時限 時間外  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 授業の目的

 日本企業は、経済がグローバル化していく中で、国内のみならず海外までもその拠点とし、生産活動を行ってきました。その結果、産業の空洞化が起こった地域がある一方、より積極的に企業誘致に取り組む地域も出てきています。この授業では、産業集積をとりまく諸理論をふまえた上で、企業の空間的な行動様式を理解するとともに、地域経済・社会との関連性を理解することを目的とします。
 また、企業はどのような要因によって立地選択をするのか、企業を誘致する側の戦略はどうあるべきなのかなどについて、国内外の企業および関連地域の事例を基にしながら、理解を深め、各自の意見を持てるようになることを目指します。

・授業の進め方
この授業は、2月に集中講義の形式で行います。授業は、3つのテーマを設けて講義とグループワークを組み合わせた形で進めていきます。テーマは下記の通りです。

テーマ1:企業が「立地する」ということは何を意味するのか?
テーマ2:なぜ、地域は企業を「誘致する」のか?
テーマ3:企業が「立地したら」地域はどうなるのか?

グループワークの目的は、講義の内容をグループメンバーのコミュニケーションを通じて振り返り、理解度を向上させることにあります。この授業でのグループワークは、与えられた課題に関して、5?6名程度のグループに分かれて活動を行います。各グループの活動の成果は、プレゼンテーションとレポートによって表現してもらいます。
  
 
授業の詳細2 ・達成目標

 この授業が終わった時点で、以下のようなことができるようになっていれば、この授業の目標は達成されたことになります。
 1)企業立地とは何かを理解できる
 2)誘致政策がなぜ行われるのかを理解できる。
 3)企業立地が行われた後、地域でどのようなことが起こりうるかを理解できる。
 4)2つ以上の異なった立場(見解)があるときに、各々の側の観点から物事を考え、意見を形成することができる。

・授業計画

第1?5回 テーマ1:企業が「立地する」ということは何を意味するのか?
1)企業立地とは? ー国内と国外の事例からー
2)企業の立地選択の要因を探る
3)工業と商業の戦略の違いを考える
4)グループワークとプレゼンテーション
5)企業立地から見る地域の課題

第6?10回 テーマ2:なぜ、地域は企業を「誘致する」のか?
6)誘致政策とは? ー国内と国外の事例からー
7)誘致政策の背景を探る
8)誘致政策の結果を分析する
9)グループワークとプレゼンテーション
10)誘致政策から見る地域の課題

第11?15回 テーマ3:企業が「立地したら」地域はどうなるのか?
11)国内の事例分析 製造業
12)国内の事例分析 商業
13)海外の事例分析 製造業
14)海外の事例分析 商業
15)まとめ

 
授業の詳細3 ・成績評価
 成績評価は、イ)講義に関して提出を課すレポート、ロ)グループワークのプレゼンテーション、ハ)最終レポート、で行います。それぞれの配分はイ)50%、ロ)10%、ハ)40%です。最終レポートは、テーマごとに1題と総合問題を合わせて、計4題を出題します。
 講義に関して提出を課すレポート(5回実施)は、それぞれ10点満点で採点します。プレゼンテーションは、内容、熱意、方法などを基準に判定します。最終レポート(40点満点)の評価基準は、下記の達成目標をベースに各設問を10点満点で採点します。

1)企業立地とは何かを理解できる
2)誘致政策がなぜ行われるのかを理解できる。
3)企業立地が行われた後、地域でどのようなことが起こりうるかを理解できる。

 合計の得点を基に下記の通り成績評価を行います。

AA:90?100点
A:80?89点
B:70?79点
C:60?69点
F:0?59点

・テキスト
 授業中に、適宜指示する。

・参考書
 授業中に、適宜指示する。
 
授業の詳細4  
授業の詳細5  
授業の詳細6  
授業の詳細7  
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


Copyright (c) 2006 NTT DATA KYUSHU CORPORATION. All Rights Reserved.