科目名 |
ヒューマンインタフェース論 |
担当教員 |
任 向実 |
対象学年 |
1年,2年 |
クラス |
院:専門001 |
講義室 |
A106 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
火1,金1 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義目標及び講義概要 ヒューマンインタフェースは人間とコンピュータとのインタラクションを円滑にすることが目的である。しかし、これは一般に難しいこととされている。それは、(1)一方が人間、一方が機械と特性が異なること、(2)操作する人、人数、目的、時、場所などによって実現方式が多様だということに起因する。講義の前半では、人間と機械の特性を明らかにするとともにインタラクションとしてこれまで採られてきた方式を体系的に述べる。後半では、実環境への応用事例を取り上げた最新の論文を読むことによりヒューマンインタフェースのあるべき姿について議論する。 |
授業の詳細2 |
講義計画 1.ヒューマンインタフェースの概念と歴史 ヒューマンインタフェースの定義を明らかにする。また、歴史を述べることにより、考え方の推移を概観する。 2.身体特性、生理特性 ヒューマンインタフェースを理解するには、まず、人間を知ることが必要である。人間には様々な側面がある。ここでは、外的側面から身体特性を、内的側面から生理特性を述べる。 3.感性 心の感覚的側面として感性がある。感性情報の抽出とその表現、感性情報の受容とその生理的効果について述べる。 4.ヒューマンエラー システムの安全性を評価する際には人間も考慮して検討する必要がある。ヒューマンエラーの発生の要因を分類し、その防止対策について述べる。 5.人間とシステムの相互作用系 インタラクションは人間がコンピュータに入力し、コンピュータが人間に出力する繰り返しからなる。入出力機器とのインタラクション、相互参照場、マルチモーダルインタラクションについて述べる。 6.相互作用系のシステム構成 人間とコンピュータを組み合わせたシステム化が重要となる。ナビゲーション、ノンバーバルインタフェース、グループウェアについて述べる。 7.設計と評価 デザインの指針・技法について述べ、次いでパフォーマンス評価法、主観評価など評価法を紹介する。 8.-14実環境における応用例 最新の論文より各種応用例を取り上げ、着眼点、アイデア、効果について考察する。 15.討論 後世にまで残るインタラクションの姿は何かという問題について討論を行う。 |
授業の詳細3 |
◆テキスト: ノート講義とする。 ◆参 考 書: 『ヒューマンインタフェース』,田村博編(オーム社) 『ヒューマン・インタフェース』,田村博編(コロナ社) その他に必要な参考書は授業中に適宜紹介する. ◆成績評価: 適宜レポートの課題を与える.成績は、レポートと発表で評価する. |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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