科目名 |
システムセキュリティ論 |
担当教員 |
清水 明宏 |
対象学年 |
1年,2年 |
クラス |
院:専門001 |
講義室 |
A108 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
月2,木2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義目標および講義概要 情報通信システムにおいてセキュリティの確保は重要である.特に最近のインターネットの進展は,セキュリティ技術関連の知識を,システム構築者のみならず個人レベルにまで要求している.この科目では,コンピュータ通信システム関連の知識を踏まえた上で,セキュリティ技術の主要な項目を学習する.はじめに,コンピュータ通信システムへの脅威と防御の手段を概観する.さらに,セキュリティ確保のための主要な技術と評価方法を個別に学習する.加えて,コンピュータ通信システムのセキュリティ対策について具体的な事例に基づいて理解する. |
授業の詳細2 |
講義計画 1. コンピュータ通信システムへの脅威 コンピュータ通信システムへの様々な脅威を,コンピュータおよびネットワークのそれぞれについて,具体的な事例を交えながら明らかにする. 2. セキュリティ対策概観 コンピュータ通信システムへの様々な脅威に対するセキュリティ技術を概観する. 3. 暗号方式概観 RSAをはじめとする公開鍵暗号方式および,DES,FEALをはじめとする共通鍵暗号方式の設計,評価技術の進展と,その応用について理解する.さらに,差分および線形暗号解読の手法を,具体的な暗号アルゴリズムへの適用により学習する. 4. パスワード認証方式とその応用 共通鍵暗号方式の応用として,パスワード認証方式の各方式を理解するとともに,具体的な応用方式について概観する. 5. インターネットセキュリティ アクセス制御やコンピュータウィルス対策について,具体的な技術内容を理解する.さらに,ファイアウォールの原理と様々な方式について理解するとともに,各種インターネットセキュリティ方式の設計および評価方法について学習する. 6−15.課題 セキュリティ技術および応用システムの技術項目を,各受講学生で分担し,具体的な技術詳細を英語でプレゼンテーションする. |
授業の詳細3 |
テキスト:なし
参考書:なし
成績評価:本講義では,各段階における理解度を中心に総合的な評価を行う. ? F:C判定で定める達成度に到達していない場合で,単位取得は認めない. ? C:各セキュリティの要素技術に関して幅広く概観した上で,活発な議論ができた. ? B:C判定で定める達成度に到達した上で,特にひとつのテーマを採り上げ深く理解できた. ? A:B判定で定める達成度に加え,グループのメンバに対して技術の正しい解説ができた ? AA:A判定で定める達成度に加え,技術に関する深い議論ができた. 履修上の注意:なし
備考:なし
履修前の受講が望ましい科目:なし |
授業の詳細4 |
◆ 担当教員名:清水 明宏 連絡方法:研究室:A357 内線:2357 Email:shimizu.akihiro@kochi-tech.ac.jp |
授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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