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タイトル「2009年度シラバス」、フォルダ「2009年度シラバス?大学院 専門領域科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 地域産業振興論・理論編 
担当教員 平野 真 
対象学年 1年,2年,3年  クラス 院:専門001 
講義室   開講学期 通年 
曜日・時限 時間外  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 ◆授業の目的
「フィールド・ワーク編」では、高知を中心とした、地域の産業振興のため、参考となる様々な地場産業・事業を取り上げ、現地・現場での取材活動を通して、体験的に地域産業振興への方法論を模索する。本「理論編」では、地域産業の置かれている位置や課題、またその解決策としてどのようなものがあるか、など基礎的な知識の学習を行なう。 そのうえで、どのように取材活動を行ったらいいのか、取材の考え方やノウハウ、レポートや論文としてのまとめ方などを、学習する。
また、取材後の報告をもとに、どのように分析したらよいかなど、集団での議論を通じて学んでいく。
本科目は、フィールド研究の手法を学ぶにも適した科目である。

◆ 授業の進め方
最初の授業では、講師側からの講義が中心になるが、2回目以降は、「フィールド・ワーク編」に参加した履修者のレポートや報告をもとに、集団での議論を行ない、現象の分析や理解について学ぶ。
また、レポート内容に応じて、適宜、社会的背景や産業問題、ベンチャー支援、コンソーシアム、リーダーシップ論、アライアンス論、地域支援・行政など多岐にわたって補足講義を行なうこともある。

◆到達目標
地域産業振興の問題を考えるための基礎的な知識を学ぶとともに、個々の調査事例について分析・理解する力をつける。
 
授業の詳細2 ◆授業計画
1. 地域産業振興の基礎
コトラーのクラスター論などの地域振興論、また産業のバリュー・チェーンと関連した分業論や企業連携論・標準化問題など、地域産業振興の基礎となる基本的な理論や論説について解説する。
また、地域事業において重要なリーダーシップ・支援・アライアンスなどについて、様々な事例を参考にしながら考える。
2.取材の仕方とノウハウ
フィールド・ワークでの取材の考え方やノウハウ、分析の仕方やレポート・論文の書き方について講義を行なう。
3.取材結果の発表とクラス討議
フィールド・ワークでの取材後の報告をもとに、どのように分析したらよいかなど、集団での議論を通じて学んでいく。
特に高知県での産業振興問題、農業問題などにスポットを当てていく予定である。
最後に「まとめ」を、レポート集として印刷したり、出版したりする。
◆成績評価
クラスでの議論・討議への貢献度 50点
課題レポート 50点

F:60点未満
C: 60−69点
B: 70−79点
A: 80−89点
AA: 90点以上
 
授業の詳細3 ◆ 教科書
平野真著「地域発価値創造企業」(2008年、丸善出版):必読
このほか、参考書として、
起業家コース著「我らダイヤモンド企業」「共育宣言」「木の葉、売ります」(すべて丸善出版)などの購読を勧める。
このほかの参考書として
マイケル・ポーター「国の競争優位」(特に上巻)、ダイヤモンド社
ほか適宜、授業の中で紹介していく。

◆履修上の注意
「地域産業振興論・フィールド・ワーク編」を履修する方は、本科目の履修も対にして行なうことが望ましい。
逆に本科目を履修するものは、「地域産業振興論・フィールド・ワーク編」の履修も行なうことが望ましい。
高知教室、大阪教室、東京教室のロケに関わらず、参加可能である。

 
授業の詳細4  
授業の詳細5  
授業の詳細6  
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授業の詳細10  


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