科目名 |
経営のための経済学 |
担当教員 |
那須 清吾,長尾 高明,中川 善典 |
対象学年 |
1年,2年,3年 |
クラス |
院:専門001 |
講義室 |
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開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
時間外 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
達成目標(概要) 経済現象の原理を把握し、日本経済と世界経済の現状を認識し、ビジネスを行う場合の経済環境への対応力と、行動のための指針を作成する能力を養う. まず日本の経済発展と現状を述べ、経済学の基本的構成を述べる.財サービス、貨幣、労働力のバランスについて述べ、国民経済の諸概念、経済政策の理論的根拠について説明する.また産業連関分析とその応用、国際貿易と為替、株式と債権等についての説明をする.然る後、日本経済の分析と将来予測を試みる. |
授業の詳細2 |
講義計画 [那須教授担当] 1.ミクロ経済学とマクロ経済学、経済学とモデリング 2.消費者理論、限界効用逓減の法則、効用関数、無差別曲線、消費者の合理的行動 3.生産者理論、生産者の合理的行動、生産関数、限界生産力、収穫逓減の法則、 限界代替率 4.需要と供給、所得と価格、消費曲線、需要関数、価格弾力性、所得弾力性、費用関数、限界費用、需要関数と供給関数、市場の均衡、安定条件と均衡調整過程 5.完全競争・不完全競争、不完全市場下の企業行動、寡占 6.市場均衡と余剰、消費者余剰と生産者余剰 7.政府の政策手段、間接税、補助金、関税の効果、余剰と均衡分析 8.厚生経済学、余剰と社会的厚生、パレート最適、一般均衡分析、市場の失敗、 厚生経済学の基本定理、外部性、公共財、外部経済・外部不経済 9.国民所得決定論、国民所得の三面等価、国民所得決定モデル、乗数理論、 ケインズの消費関数、政府の活動・輸出入を含むモデル、 インフレギャップ、デフレギャップ、消費関数と投資関数 10.貨幣市場と財・サービス市場、貨幣の需要と供給、流動性選好と動機、 貨幣市場の均衡、財・サービス市場と貨幣市場の同時均衡、財政・金融政策の効果 総需要曲線と総供給曲線、インフレーション、失業 |
授業の詳細3 |
[長尾非常勤講師担当] 11.日本経済と世界経済の現状 日本の過去の経済発展はどのように達成されたのか、またそれはどのように変化してきたのか.現状はどのようになっているのか、また、アメリカ、ヨーロッパ、東アジア、その他の地域の経済の現状はどうか、などについて説明する. 12.経済政策 経済成長の要因について説明し、財政政策および金融政策とその効果について述べる. 13.賃金、労働、物価と経済成長 賃金はどのように決まるのか、また労働力の需給はいかなる関係があるか、物価と失業率の関係はどうか、スタグフレーションはなぜ起きるのか.経済成長と労働力の成長率、資本の成長率、技術の進歩率の関係について述べる. 14.国際経済と貿易 国際収支、貿易と外国為替について、そのマクロ経済学的視点および実態、為替相場の決定理論について説明する. 15.産業連関分析 産業連関分析の手法およびその応用について述べる. 16.会社経理 会社経理とマクロ経済との関係について述べる. 17.税金とマクロ経済との関係について述べる. 18.株式、債権と株式会社 株式、債権と株式会社のマクロ経済との関係について述べる. 19.日本経済の将来予測 日本経済の現状を分析し、将来を予測する. |
授業の詳細4 |
テキスト: 教材 『経済学講義ノート』 那須 清吾 『産業システム経済学』,長尾高明著(東京大学出版会)
成績評価:レポート提出および出席状況を勘案して評価する. |
授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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