科目名 |
地域経済と財務 |
担当教員 |
島 弘 |
対象学年 |
1年,2年 |
クラス |
院:専門001 |
講義室 |
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開講学期 |
通年 |
曜日・時限 |
時間外 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義の目的 今日わが国の地域経済は急激な人口減少と高齢化の進展、経済のグローバル化の下での地域間競争等による地域経済の衰退、地域間格差の拡大が大きな課題となっている。地方におけるこれらの課題解決の中心的担い手となるのは地方自治体であるが、地方分権推進の観点から行われた三位一体の改革は十分とはいえず、地方財政の危機は深化している。このような状況の中で地域の再生・活性化の取り組みも、従来型の公共投資中心ではなく新たな視点に立った取り組みに変化しつつあり、道路財源の一般財源化に見られるように国・地方の財政制度の枠組みも変化しつつある。建設業についてもこのような環境の変化を踏まえた新たな事業経営の在り方が問われている。本講義では、最近の地域経済の実態の変化とそれに対応した行政の対応変化を探るとともに、それを経営戦略に生かす知識と能力の習得を図る。 また,起業に関する具体的な構想・設立から運営に至るプロセスを学ぶことにより新たな価値創造への理解を深めることを目的とする。講義は3〜4の事例を事実に基づいた内容で示し、事例ごとの評価を行うことにより研究課題への参考とする。 |
授業の詳細2 |
<柳原担当分>
講義の進め方 講師は永年国・地方団体等で財政・金融・地域政策等の実務に携わってきた。その経験を生かして今日の地域社会の課題と関連する国・地方における最近の施策と財政制度の動向を解説した上で、受講者と講師の間で市街地活性化、中山間地域の活性化、官学連携等の個別テーマについて具体例に基づくケーススタディ及びディスカッションを通じて、自ら分析・思考し、戦略を立てる能力を養成する。
達成目標: 1.今日地域社会・地域経済が抱えている課題と地方団体の地域経営・地方財政に関する知識の取得 2.地域社会の動向を踏まえて経営戦略を考える能力の養成。 講義計画
1日目 13:00〜17:30(講義) ・地域社会・地域経済の現状と課題 ・地方分権の推進と地方団体の地域経営の課題
2日目 9:00〜12:00(講義) ・地方財政の現状と課題
3日目 9:00〜12:00 13:00〜17:30 ・地域づくりの具体例によるケーススタディとディスカッション
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授業の詳細3 |
<永野担当分>
達成目標
1. シーズとニーズから具体的事業計画へのプロセスを理解する 2. フィジービリティスタディを通じて運営計画策定を行う 3. 受講者が所属する企業等の新規事業計画が策定できるようにする
講義計画
具体的事例として、「GEO PARKSの具現化」「有機廃棄物のコンポスト化事業」「公共物のアセットマネジメント事業」「木質バイオマス・・枯れない油田プロジェクト事業」などを事例とする
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授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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