科目名 |
プレゼンテーション |
担当教員 |
平野 真 |
対象学年 |
1年,2年,3年 |
クラス |
院:専門001 |
講義室 |
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開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
時間外 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
◆授業の目的 プレゼンテーションは、企業での事業企画や起業における投資家への融資依頼をはじめとして、商品の宣伝、活動報告から会合でのスピーチにいたるまで、ありとあらゆる場面において求められる現代の重要なビジネス・ツールである。 本科目では、こうした広い見地から、受講者が実務の場においてまた様々な日常生活の場においてもその活躍の場を広げられるよう、ツールとしての基本的なプレゼンテーション技術を習得することを目標とする。
◆授業の進め方 授業は幅広い事例学習や講義・演習を織り混ぜ、インタラクティブに行う。授業では、学んだ知識や技術を駆使して、自己PRのプレゼンテーションや課題プレゼンテーションなどを受講者自らが行ない、互いに他人のプレゼンテーションの手法について意見交換することで、一緒になって成長していく喜びを分かち合う。この実習過程が、プレゼンテーションの実力を伸ばす大きなポイントである。
◆到達目標 プレゼンテーションの理論的基礎となる人間の認知機構について基礎知識を得る。また学術、ビジネス等、様々なジャンルや場におけるプレゼンテーションの基本技術を学び、実際に自分で実習することにより、技術修得への方法論を身に着ける。
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授業の詳細2 |
◆授業計画 1.プレゼンテーションの基礎 プレゼンテーションとは、伝え手がある内容について表現を行い相手に伝えることであるが、ここで相手(人間)がどのように物事を認知するかという認知機構を理解しておくことは、認知に適した表現手法を考えるうえで極めて重要である。そこで芸術表現のなかから、表現手法のノウハウを学び、また人間の認知のメカニズムとこれに表現手法がどのように関わっているかを人間工学や認知心理学の成果を踏まえながら解説する。 2.プレゼンテーションの基本技法 前項での授業を踏まえて、実際に様々なプレゼンテーションをどう組み立てていくか、その基本技法を学ぶ。 絵本のストーリー作りなどを演習に取り入れながら、楽しみながらその本質を理解していく。 3.PPTによるプレゼンテーション 現在、多くのプレゼンテーションでは、PCを用い、パワーポイント(PPT)を使って行なうケースが多い。そこで、PPTによるプレゼンテーションのコツを、各種の研修を手がけてこられた専門家に伺う。 |
授業の詳細3 |
4.建築家のプレゼンテーション 顧客からの受注を得るため、建築家にとっては作品のプレゼンテーションは欠かすことのできない技術である。著名な建築家をゲストにお招きし、建築家の立場から、プレゼンテーションの重要性と、具体的にどのように仕事にプレゼンテーションを用いるか、クライアントとの関係についての考え方、3Dアニメーションや現実の仕事のプレゼンテーション例などを織り交ぜながら、解説していただく。 5.ビデオ鑑賞 時間が許せば、プレゼンテーションの重要性について学べるビデオを鑑賞し、デシスカッションを行なう。 6.プレゼンテーション実践(演習) 本科目で学んできたことを活用しながら、各自でプレゼンテーションの実演を行い、お互いに他人のプレゼンテーションから何を学ぶか受講者同志で討議する。1回目は、自由形式での自己ないし他人のPRのプレゼンテーション、2回目は与えられた課題についてのPPTプレゼンテーションを行なう。 |
授業の詳細4 |
◆成績評価 クラスでの議論・討議への貢献度 50点、 プレゼンテーション(実演、スライド提出、相互評価シートを含む) 50点
F:60点未満 C:60−69点 B:70−79点 A:80−89点 AA:90点以上
◆参考書 適宜、授業のなかで紹介していく。
◆履修上の注意 特にないが、実技に重点があるので、授業に積極的に関わっていく姿勢が大切である。 |
授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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