科目名 |
知能機械創造設計1 |
担当教員 |
竹内 彰敏 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A107 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
木4,木5 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
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単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義の目的 機械や構造物の設計は、設計の基礎である製図と機械要素の学習がしっかり出来ていることが必要である. 企業で設計をする場合、まず開発するあるいは設計する製品のイメージを心に描いて、それを具現化するこ ととなる.対象を手巻きウインチとしてテキストに沿って、図面作成、計算を実施して最終的にアセンブリの 図面を完成する.計算、図面化、アセンブリの一連を経験して,社会に出てから必要な基礎知識を養う.本教 科を通して,設計は条件を与えればすぐに適切な解答が与えられるのでなく計算の試行錯誤で寸法が決まっ ていく事を学んで欲しい. |
授業の詳細2 |
講義の進め方 課題として小型手巻きウインチの設計を取り上げ,各人に与えられた仕様に基づき実際に 設計計算 および製図を行なう事により,機械設計に関する技術を習得する.設計計算書は 教員のチェックをうける. 最終的に決まった寸法をもとにして製図を行ない設計図面を完 成させる. |
授業の詳細3 |
達成目標 1. 仕様が与えられた時,それを実現するための設計の手順を理解し体得する. 2. 設計で得た結果を図面として表し,全体としての機能を確認することを学ぶ. 3. 製図上の約束事を学び,他の図面を理解する能力を養う. |
授業の詳細4 |
講義計画 1. 講義計画の説明 2. ワイヤロープ,胴巻き 3. 歯車装置の設計 4〜5. 胴巻き軸,胴巻き歯車の設計 6. 制動装置の設計 7〜8. 中間軸の設計,クランクハンドル軸の設計 9〜10. 軸受,フレームの設計,設計書チェック 11〜15. 製図 |
授業の詳細5 |
◆テキスト: 手巻きウインチの設計、技術教育研究会編、パワー社、1991年改訂
◆参 考 書: 電動ウインチの設計、上田裕男著、パワー社、1981年◆機械設計法、塚田忠夫他共著、森北出版社、 (システムデザイン1のテキスト)◆機械製図の読み方書き方、大西清著、オーム社(システムデザ イン2のテキスト)◆JISハンドブック{製図}、日本規格協会(同参考書) |
授業の詳細6 |
◆成績評価: 図面及び計算書の提出を総合して評価する. AA:計算書及び図面ぼ正確さ、製図要領に沿った内容であり、設計・製図の能力が高いと思われる. A:設計・製図要領の基本が身についている. B:設計・製図の内容がまずまず理解できている. C:最低限の設計・製図の内容は理解できている. F:内容の理解が乏しい. |
授業の詳細7 |
履修上の注意−1: レポート用紙,電卓,必要に応じて,製図教科書,製図用具を持参すること. |
授業の詳細8 |
履修上の注意−2: 「創造デザイン」での3D-CAD作成、「コンピュータ応用設計」でのCAD/CAM/CAE、「システムデザイン1」での 機械要素、「システムデザイン2」での製図、の学習が出来ていることを前提とする.また材料力学の計算も 入ってくるので1年生の「材料の変形」、2年生の{固体力学1」の履修も前提とする. |
授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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