科目名 |
物体の変形演習 |
担当教員 |
楠川 量啓 |
対象学年 |
2年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
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開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
時間外 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
1 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
授業の目的 外力により生じる内力の大きさを表す「応力」と変形の度合を表す「ひずみ」など機械,構造物部材の応力・変形に関する基礎的な事項を学ぶ授業科目“物体の変形”に関する演習問題を多く解き,その理解度を深める。 |
授業の詳細2 |
授業の進め方 昨年の物体の変形の授業内容に関連した演習問題を解く。7回程度の演習問題を出題する。 |
授業の詳細3 |
達成目標 物体の変形における達成目標と同じであり以下の項目とする。 1.つりあい状態にある対象とする物体を取り出し,自由体図が描ける。 2.力のつりあい式を立てて,反力などの未知の力を求めることができる。 3.単軸応力下でのフックの法則が使いこなせる。 4.ねじりにおけるせん断応力、ひずみおよびねじれ角などを求めることができる。 5.簡単な動力伝達軸の許容応力に基づく計算ができる。 |
授業の詳細4 |
授業計画 1.力・モーメント・自由体図・つりあい ベクトルの分解、力のモーメントに関する演習を行なう。また、つりあい状態にある物体について自由体図を描き,力および力のモーメントのつりあい式と立ててこれを解くことにより未知力等を求める問題を解く。 2.トラスの部材力 切断法により、力のつり合い式をたててこれを解くことによりトラスの部材力を求める演習を行なう。 3.応力とひずみ つりあい状態にある物体中の内力を求める。引張り圧縮あるいはせん断を受ける棒に生じる応力,ひずみを求める。以上に関する演習を行なう。 4.許容応力 引張り圧縮について、材料の許容応力、安全率を考慮した問題についての演習を行なう。 5.不静定問題 引張り圧縮における不静定問題,熱応力に関する問題を解く。 6.ねじり ねじりモーメントがかかる軸について、最大せん断応力、せん断ひずみ、ねじれ角等を求める簡単な問題についての演習を行なう 7.ねじりの不静定 不静定問題など少し難易度の高いねじりに関する演習を行なう。 8.伝動軸 動力伝達をおこなう軸についての問題を解く |
授業の詳細5 |
成績評価 ◆AA:課題全てを提出し,演習問題が完全解答されている. ◆A:課題全てを提出し,演習問題が9割程度解答できている ◆B:6回以上の演習課題を解答・提出した。 ◆C:5回以上の演習課題を解答・提出した。 |
授業の詳細6 |
◇テキスト JSMEテキストシリーズ 材料力学 日本機械学会 発行:丸善 ISBN978-4-88898-158-3 C3353 \1,886 ◇履修上の注意 昨年修得できなかった2年生以上対象の講義であり,集中講義として行う. ◇履修前の受講が望ましい科目:機械基礎物理1 |
授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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