科目名 |
機械設計概論2 |
担当教員 |
井上 喜雄,芝田 京子 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A109 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
月1,木1 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
授業の目的: 運動する機械システムや動的な力が加わる機械システムを設計するには、動的な現象を理解した上で設計する必要がある.ここでは,動的な問題を考慮する必要がある機械システムにおける動的な設計法の基礎を身につけることが目的である. |
授業の詳細2 |
授業の進め方: 最初に,ビデオで実際の機械システムで問題となる運動や振動を見て,現象のイメージを把握する.動力学を理解するための基本となる法則や考え方を復習し後,簡単な例題や問題を解くことにより,現象の理解を深める.動的な設計の良し悪しによっては,性能が極端に変わることを実感し,動的な設計の重要性を理解する. |
授業の詳細3 |
達成目標: 1.静的な問題,動的な問題における力のつりあいを理解する. 2.共振の存在,共振により生ずる現象を理解する. 3.多くに問題を解くことにより,共振により発生する問題を避けるにはどうすればよいかを理解する. |
授業の詳細4 |
授業計画 1〜2. 機械の運動と振動とは ロボットや自動車などの実際の機械システムにおける運動と振動のイメージをビデオなどで紹介する.それによって,学習内容がどのような問題に適用されるのかを理解する. 3〜5.静的な問題,動的な問題における力のつりあいを理解する 静的な問題と動的な問題の差について学ぶ.力のつりあいと言う観点では,静的な問題と動的な問題は,まったく別の問題ではなく関連が深いことも学習する. 6〜7 力のつりあいに関する問題を解く 平面問題の静的,動的な問題を解き理解を深める. 7〜9.固有振動数,共振を理解する. 固有振動数と共振について理解する.共振すれば,小さい力でも大問題になる可能性があることを学ぶ. 10〜11.固有振動数,共振に関する問題を解く 固有振動数,共振に関する問題を解き,理解を深める. 12-14.動的設計の有用性を理解する 具体的な事例について,動的な設計を行い,動的設計の良し悪しによって,性能が極端に変わることを実感し,動的設計の重要性を理解する. 15.定期試験 |
授業の詳細5 |
教科書 原文雄,機械力学,朝倉書店 その他,プリントで補足 |
授業の詳細6 |
成績評価
試験とレポート(宿題と演習)を総合して評価する.評価基準は以下の通りである.
AA:達成目標のすべてについて本質が理解でき,授業で解いた問題と視点が異なった問題でも柔軟に対応できる. A:達成目標のすべてについて授業で解いたものと同等の問題が解ける. B:達成目標のすべてについて基本的な問題が解ける. C:達成目標のうち必要最小限のものについて基本的な問題がおおむね解ける. |
授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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