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タイトル「2009年度シラバス」、フォルダ「2009年度シラバス?電子・光システム工学科専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 環境科学概論 
担当教員 高田 克彦 
対象学年 3年  クラス 学部:専門001 
講義室   開講学期 1学期 
曜日・時限 時間外  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 講義の目的
 21世紀の地球環境を考える上で、46億年の地球の歴史と生物の進化、そしてわずか10万年前に地球上に現れた人類が引き起こした地球環境の劣悪化の現状を理解することは重要である。本講義では特に「森林資源」をキーワードとして、これらと地球環境保全との関係を考察し、我々が取り組むべき課題と方策を議論する。
 
授業の詳細2 講義の進め方
 基本的にコンピューターと液晶プロジェクターを利用して講義を進める。また、講義期間中、2回程度の履修生全員参加による討論会を行って理解を深める。

達成目標
 地球環境を考える上で必要な地球と生物の歴史に関する基礎知識の習得を目指すともに、地球環境保全に関して重要な役割を担っている『森林』の持つ公益的機能と資源的機能の理解を通じて、21世紀を生きる人類が取り組むべき課題とその方策を自ら思考する力を身につける。
 
授業の詳細3 講義計画
1 地球の歴史と生物の進化
2 陸上植物の登場とその進化
3 地球環境の劣悪化(1)地球温暖化とは
4 地球環境の劣悪化(2)京都議定書が目指すもの
5 レポート作成(1):地球の歴史と生物の進化について
6 森林の役割とその現状(1)世界の森林
7 森林の役割とその現状(2)日本の森林
8 森林認証制度(FSC)
9 討論会(1):地球環境保全と人間の生活
10 レポート作成(2):森林の持つ公益的機能と資源的機能
11 木本植物の生長様式と木材の組織構造
12 木本植物を対象としたゲノム研究
13 木質系資源の循環型利用
14討論会(2):地球環境保全と科学の進歩
15 レポート作成(3):21世紀を生きる人類が取り組むべき課題と方策
 
授業の詳細4 成績評価
 授業期間中、3回のレポート(A4一枚以上)を作成・提出。レポートの採点においては、以下の点について考慮する。
(1)課題に対する複数の異なる見方・考え方とそれぞれの理由・根拠を公平に紹介しているか:配点40点
(2)自分の考え・意見を明示し、それを正当な論拠で裏付けているか:配点50点
(3)レイアウトや字のきれいさなど総合的な印象:配点10点
 あくまでも自分の『考え』・『意見』に基づいたレポートを作成してください。少々の勘違いなどはマイナスにはなりません。
<成績評価の基準>
AA:特に優れた成績を示したもの
A :優れた成績を示したもの
B :良好と認められる成績を示したもの
C :合格と認められる成績を示したもの
F :不合格

テキスト
 特に指定はないが、木材に関する基礎的知識はコンサイス木材百科(秋田県立大学・木材高度加工研究所編)に詳しい。なお、講義資料は授業毎に出席者に配布することとする。
 
授業の詳細5 討論会について
 講義期間中に2回実施する討論会では、与えられた主題(地球環境保全と人間の生活、地球環境保全と科学の進歩)に対して履修者全員参加で討論会を行う。討論会実施前にはこれらの二つの主題に関して自発的に広く学習して自らの意見や考えを整理して、討論会には積極的な姿勢で臨んでもらいたい。他者の意見や考えを真摯に受け止めると共に臆することなく自らの意見や考えを論理的に展開する姿勢を評価の対象とする。
 
授業の詳細6  
授業の詳細7  
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


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