科目名 |
固体電子物理 |
担当教員 |
河東田 隆 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A104 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
火2,金2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義の目的 実際に使われている固体材料の電子的性質及び量子論により理解出来る電子的性質を理解する.
講義の進め方 結晶欠陥とその働きなど実際の固体材料の電子的性質を示した後,量子力学の基礎を学び,電子的性質との関連を示す.
達成目標 理想的な電子材料と現実の電子材料の違い,基礎的な量子論の考え方を修得する. |
授業の詳細2 |
講義計画 1. 実際の半導体の性質 実際の半導体材料について,考慮すべき点を考える. 2. 結晶欠陥 結晶欠陥の種類とそれがあった場合の半導体の性質について学ぶ. 3. トラップ 浅い準位と深い準位について,深い準位の効果について学ぶ. 4. 再結合 キャリヤの再結合について,そのメカニズムと効果を学ぶ. 5. キャリヤ移動度 キャリヤ移動度を決める要因,温度依存性について学ぶ. 6. 逆格子 逆格子とは何か,それを用いることにより,半導体のどのような性質が示されるかを学ぶ. 7. 運動量空間におけるエネルギ−帯構造 運動量空間におけるエネルギ−帯構造がどのようになるか,それを用いることにより,半導体のどのような性質が示されるかを学ぶ. 8−14. 量子力学の基礎 量子論の考え方,それによって表せられる固体物質の性質について学ぶ. 15. 試験 |
授業の詳細3 |
テキスト: 特に指定しない. 参考書:量子力学の基礎 岩沢 宏他 オ−ム社 2800円など 成績評価: 2回の中間試験 各20点満点 期末試験 60点満点 合計100点満点 60点以上達成された場合を合格とする.講義中に行う演習に対する解答は考慮するが,出席点は加算しない.再試験は行わない. <成績評価の基準> AA:特に優れた成績を示したもの A :優れた成績を示したもの B :良好と認められる成績を示したもの C :合格と認められる成績を示したもの F :不合格 履修上の注意: 各回の内容がそれまでの内容に積み重ねられていくので,各回の内容を十分理解すること. 履修前の受講が望ましい科目: 電子基礎物性,半導体基礎 |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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