科目名 |
データベースシステム |
担当教員 |
任 向実 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A107 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
火2,金2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
【授業の目的 】 データベース技術は、情報化社会においてさまざまな情報の統合利用を実現するうえでの重要な基盤技術の一つである。データベースシステムがないと情報システムが成立しない。本講義は、データベースの基本理論・設計方法を理解することを目的とする。 |
授業の詳細2 |
【授業の進め方】 (1)データベースの概念、実世界のデータをコンピュータの中に取り扱うためのデータモデル;(2)データベースを一元に管理・操作しやくするためのデータベース管理システム(DBMS)の機能;(3)DBMSが使用するデータベース言語のひとつであるSQL言語、について順で学習する。 この授業は,13回の講義と2回の試験(中間試験と最終試験)からなる。毎回の講義の最後には小テストを実施してその日の学習内容を復習する。その結果は成績評価の一部に利用する。データベースには多くの概念や用語があるため、データベースの本質を理解しにくい。そこで、課外では自ら講義テキストや参考書などを勉強することも求める。
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授業の詳細3 |
【達成目標】 前半はデータベースとデータベースシステムの基本概念を学び、データモデルを理解する。後半はデータの正規化を学び、データベース言語SQLの基本を理解する。 講義と演習を通じて、次の水準を修得することを目標とする。 ・データベースシステムの仕組みが理解でき説明できる。 ・データモデルが理解でき説明できる。 ・リレーショナルデータベースの基本理論が理解でき説明できる。 ・リレーショナルデータベース言語の基本が理解でき説明できる。
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授業の詳細4 |
【授業計画】 1.講義内容と目的の紹介:本科目の目的、達成目標、講義内容の概要と予定、参考書の紹介、実施方法および成績評価を説明する。 2.データベースシステムの基礎概念、データベースの定義、データベースシステムの構成要素について解説する。 3.DBMS機能トランザクション処理について解説する。 4.データモデル:データモデルの概念、エンティティ・リレーションシップ・モデルについて説明する。 5.リレーショナル・モデルについて解説する。 6.リレーショナルデータモデル:リレーションのデータ構造、要素、属性、リレーションナルデータモデルにおける整合性制約について解説する。 7ー8.エンティティ・リレーションシップ・モデルのリレーショナルデータベースへの変換について解説する。 9.中間試験 10.中間試験解答:中間試験の採点結果の返却、ならびに模範解答の説明 11.リレーショナルデータベース設計:設計工程とデータモデルの関係、関数従属、正規形について解説する。 12.SQL言語:データベース言語、データ定義機能、データ操作機能、制御機能について解説する。 13.SQL言語の4つの基本操作 14.定期試験 15.定期試験の模範解答の説明
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授業の詳細5 |
【成績評価】 小テスト、中間試験および期末試験で達成目標への到達度を評価する。 ◆C:総合的に見て達成目標全体の60%に到達した場合 ◆B:総合的に見て達成目標全体の70%に到達した場合 ◆A:総合的に見て達成目標全体の80%に到達した場合 ◆AA:総合的に見て達成目標全体の90%に到達した場合
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授業の詳細6 |
◇テキスト なし。必要に応じてプリントを配布する。
◇参考書 [1] 弓場秀樹、武田喜美子著:データベース設計・構築[基礎+実践]マスターテキスト、技術評論社(2003年3月) [2] 北川博之著:データベースシステム、昭晃堂(1996) [3] 小泉修著:図解でわかるデータベースのすべて―ファイル編成からSQLまで、日本実業出版社(1999) [4] 村井哲也:初歩のデータベース、昭晃堂(2004) その他に必要な参考書は講義中に適宜紹介する.
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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