科目名 |
経営組織論 |
担当教員 |
坂本 安祥 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B101 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火5,金5 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
授業の目的 人は企業組織において仕事を分担し,協働を行っている.その協働をうまく行わせるためには,管理が必要となる.そこで,本講義ではその管理の具体的方法について理解することを目的とする. 講義の進め方:上述の目的を達成するためには,種々の管理方法を歴史的展開に沿って理解することが重要となる.そのため,本講義は,1)「構造アプローチ編」に始まり,以下2)「人間関係論編」,3)「新人間関係論編」,4)「近代組織論」,5)「構造アプローチU編」の5部構成となっている(各編の詳細は以下の講義計画を参照). |
授業の詳細2 |
授業の進め方 基本的に広義を中心とした授業であるが、進捗に合わせ理解度を確認するために、授業中に課題を課す(その授業時に提出)。そのできを見て、適宜補足を付け加えていくことによって、理解を深めることを目指している。 |
授業の詳細3 |
授業計画 1 ガイダンス 以降の講義の理解を容易にするために,本回は,理解する上でのポイントやキー概念について説明を行う. 2〜6 構造アプローチ編 組織論には様々な理論があるが,まず構造アプローチと題して,組織に求められる効率というものを組織構造や制度に依存することによって,達成しようとした理論について学ぶ.例えて言うならば「人に仕事をさせる」という観点の組織理論についてである.具体的には,官僚制組織,古典的管理原則,そしてテーラーの科学的管理法等である. 6〜8 人間関係論 本回からは,前回までの「人に仕事をさせる」に対して「人に仕事をしていただく」という観点の組織論について学ぶ.具体的には,上述したような方向の大転換の契機となった組織論上特に有名な実験であるホーソン事件について学ぶ.特にこのパートでは,発想の違いによって,組織(管理)は全く異なる姿になることを学習する. |
授業の詳細4 |
9〜11 新人間関係論 歴史的には,前回の人間関係論が端緒となり,新人間関係論へと展開されていった.つまり,「人に仕事をしていただく」観点の組織論がさらに発展していったのである.よって本回からは,この新人間関係論について学ぶ.具体的には,マズローの5段階欲求説,X-Y理論,リーダーシップ論等である. 12〜13 近代組織論 前回までの組織論とは,全く異なる異なる人間観に基づいた理論であり,以後の経営学の展開に大きな影響を与えた近代組織論について学ぶ.具体的には,意思決定原理,満足化原理,組織均衡論等について学ぶ. 14 コンティンジェンシー理論 前回までに組織について色々なことについて学んだきた.今回は,それらのまとめとして普遍的に優れた組織は存在するのか,と言う点について学ぶ. 15 試験 |
授業の詳細5 |
成績評価 演習課題(計5〜6回程度実施)とテストを総合評価し単位判定を行う.その際に,レポート30点,テスト70点で評価する.その際の評価基準は以下の通りである.なお,再テスト(含 レポート)は行わない. ◆AA:個々の理論を単独にだけでなく,相対的に比較検討できるレベルまで理解している. ◆A:個々の理論を単独にだけでなく,ある程度相対的に比較検討できるレベルまで理解している. ◆B:個々の理論を単独には良く理解している. ◆C:個々の理論について,単独で基本的には理解している. ◇テキスト:授業中に配布する. ◇参考書:「経営学入門」,伊丹敬之,日本経済新聞社,「経営管理」,野中郁次郎,日本経済新聞社,「経営管理論」,占部都美,白桃書房(授業の中でも紹介するが,各参考書の難易度を示すと,掲載順に難,容易,難となる) ◇備考:分からないことがあれば,遠慮無くどしどし質問に来て欲しい. ◇履修の前提となる必須科目:なし ◇事前の履修が望ましい科目:なし |
授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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