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タイトル「2009年度シラバス」、フォルダ「2009年度シラバス?社会システム工学科専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 会計総論 
担当教員 坂本 安祥 
対象学年 2年  クラス 学部:専門001 
講義室 C101  開講学期 2学期 
曜日・時限 火1,金1  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 講義の目的
  
会計情報は,企業の経営状態を把握するのに非常に重要な情報である.本講義では,その会計情報について,1)基礎的理解と2)応用的理解をすることを目的とする.具体的には,1)基礎的理解に関しては,その必要性及び成り立ちに関して理解することを目的とする.そして2)は,1)の理解を基にして,実際の企業の財務データよりその企業の経営状態を分析する経営診断について理解することを目的とする.なお,注意点であるが,以上からも分かるように本講義では,簿記は講義対象外である.

講義の進め方
  
前半は,上述の1)の目的を達成するために,株式会社の仕組み,貸借対照法,損益計算書,キャッシュフローについて解説する.一方後半では,経営診断に関する具体的な力が身に付くように,その方法について詳細に解説を行う.そして,その理解を深めるためとテスト代わりに実際に経営診断を演習で行ってもらう.

達成目標
1貸借対照表
2損益計算書
3キャッシュフロー
4経営診断の各々について理解すること.

後述の成績評価にもあるように,4つの目標の中でも特に4の目標の達成を重要視する.
 
授業の詳細2 講義計画
  
1 ガイダンス
本抗議の対象やそれを学んでいく上でのキーワードについて説明する.

2〜4 会計責任
抗議目標及び抗議概要で述べたことを,さらに詳細に説明する.また,会計の基本的な考え方についても学ぶ.

5〜6 財務諸表1−貸借対照表
会計によって作成される書類であり,企業の行った経済活動の経過や過程を表す財務諸表について学ぶ.今回は,その中の重要な書類の一つである貸借対照表について,その構成や基本的な考えについて学習する.

7〜8 財務諸表2−損益計算書
財務諸表におけるもう一つの重要な書類である損益計算書について,その構成や基本的な考えについて学ぶ.

9 キャッシュフロー計算書
日本でも2000年の3月より作成することになった財務諸表であるキャッシュフロー計算書について,その導入に至った経緯,その作成方法,キャッシュフローを用いた経営診断などについて学ぶ.

10〜12 経営診断
会計の応用編として,今まで習ってきた貸借対照表と損益計算書を基にした経営診断について,その方法を学ぶ.

13〜18 経営診断演習
実際の企業データを用いて経営診断の演習を行う.演習結果は,レポートとして提出してもらう.このレポートによって,主に成績を評価する(詳細は成績評価の項を参照).

 
授業の詳細3 成績評価:
いわゆるテストは行わずに上述の演習課題及び経営診断演習を基に単位判定を行う.個々のウェイトは演習課題30点,経営診断演習70点で評価を行い,単位評価を行う.その評価基準は,以下の通りである.なお,再試験(含レポート,演習)は行わない.
◆AA:達成目標の1〜3までについて良く理解し,その応用である4についても十分理解している.
◆A:達成目標の1〜3までについて良く理解し,その応用である4について相当程度理解している.
◆B:達成目標の1〜3までについて良く理解し,その応用である4について基本的には理解している.
◆C:達成目標の1〜3までについて良く理解している.

◇テキスト:
資料を配付する.

◇参考書
「会計」,武田隆二,税務経理協会
「財務会計」,高尾裕二他,同文館
「キャッシュフロー経営」,小宮,東洋経済新聞社
(注意:これらの本には上述の達成目標の1〜3に関することが述べられている.またさらに,初めの2冊は,同1〜2について,残り1冊は,同3に関することが書かれている.なお,同4に関しては本講義オリジナルな方法を解説するので参考書は強いて上げないので,講義を良く聴くこと)

◇備考:講義は分かりやすく解説することに努めるが,もし分からない点があれば遠慮せず質問に来て欲しい.
◇履修の前提となる必須科目:なし
◇事前の履修が望ましい科目:なし
 
授業の詳細4  
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