科目名 |
建築史 |
担当教員 |
大谷 英人,渡辺 菊眞 |
対象学年 |
2年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B101 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火3,金3 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
■ 授業の目的 建築の歴史を学ぶということは,われわれの先人たちが,それぞれの時代において,よりよい生活を営むために行ってきたさまざまな試行錯誤の跡を確認する作業である.それは一般的な知識として身につけるというより,現在という時代,あるいは未来が必要としている建築行為を見定めるために不可欠な身の構えであり,過去に目を向ける態度が大切である. ここでは,西洋建築史,東洋建築史,日本建築史,近代建築史,近現代建築史の5つに分けて,建築空間の構成やディテールなど,建築・都市の美術的・技術的歴史の流れを学び,建築史の全体像を把握することを目的とする.
■ 授業の進め方 授業は,はじめに建築の歴史を学ぶ意味や現在の建築物への生かされ方などを学習した後,@西洋建築史,A東洋建築史,B日本建築史,C近代建築史,D現代建築史の各々に分割して進める.各々ごとに毎回試験を実施する.
■ 達成目標 1.西洋建築史の概要がわかる 2.東洋建築史の概要がわかる 3.日本建築史の概要がわかる 4.近代建築史の概要がわかる 5.現代建築史の概要がわかる 以上を通じて,建築史を全体的な視野をもって通観できるようにする. |
授業の詳細2 |
■ 授業計画(担当者名) 1. 歴史から学ぶ1(大谷) 建築の歴史を通観しながら,現代の建築への適用等,現在の建築設計(意匠)への活かし方等について学ぶ. 2. 歴史から学ぶ2(大谷) 建築の歴史を通観しながら,現代の建築への適用等,現在の建築設計(意匠)への活かし方等について学ぶ. 3.西洋建築史1(渡辺) ギリシア建築,ローマ建築,中世キリスト教建築の建築様式等について学ぶ. 3.西洋建築史2(渡辺) ルネサンス建築,バロック建築,近世建築の建築様式等について学ぶ.. 4.東洋建築史1(大谷) インド建築史を中心に建築様式等について学ぶ. 5.東洋建築史2(大谷) イスラム建築史を中心に建築様式等について学ぶ. 6.日本の歴史的町並み1(大谷) 7.日本の歴史的町並み2(大谷) 8.日本建築史1 古代(渡辺) 縄文時代から奈良・平安時代(竪穴住居から寝殿造りまで)の,建築について学ぶ. 9.日本建築史2 中世・近世(渡辺) 鎌倉時代からの公家から武家への主導権の移行した時代の建築様式等について学ぶ. 10.近代建築史1 世界(渡辺) 産業革命以降の近代の合理思想や新しい材料,工学技術の実践により建築が近世以前と大きく変わった時代の建築意匠等について学ぶ. 11.近代建築史2 日本(渡辺) 明治時代から太平洋戦争までの日本の建築について学ぶ. 12.現代建築史1 世界(渡辺) 戦後から現代までの世界の建築について学ぶ. 13.現代建築史2 日本(渡辺) 戦後から現代までの日本の建築について学ぶ. 14.現代建築史3 日本(渡辺) 戦後から現代までの日本の建築について学ぶ. 15.試験(大谷・渡辺) 上記で学んだ建築史の試験を行う. |
授業の詳細3 |
■ 成績評価 試験の合計点により決まる.
◆AA:90点以上 ◆A:80点以上 ◆B:70点以上 ◆C:60点以上 ◆F:60点以下
◇テキスト 随時,資料を配布する. ◇参考書 西田雅・矢ヶ崎善太郎編,2003,図説 建築の歴史,学芸出版社 日本建築学会編,1994,西洋建築史図集 三訂版,彰国社 日本建築学会編,1994,西洋建築史図集 新訂版,彰国社 ◇履修上の注意 原則として1年生を対象としており,2〜4年生は履修できない.但し,過年度生は履修を認める ◇備考 なし ◇履修前に受講が望ましい科目 「建築デザイン」 |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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