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タイトル「2010年度シラバス」、フォルダ「2010年度シラバス?大学院 共通科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 Oral Presentation 
担当教員 長崎 政浩 
対象学年 1年,2年  クラス 大学院:共通001 
講義室 CALL  開講学期 1学期 
曜日・時限 木4  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 【授業の目的】
現代社会では、プレゼンテーション能力が非常に重要視されている。しかし、その本質や効果的な方法が理解されているとは言えない。そのため、人をひきつけるようなプレゼンテーションは少ない。
本講座は、英語でプレゼンテーションを行うことのできるようになるための基本的な知識とスキルを身につけることを目的とする。プレゼンテーションの作成の方法を学ぶとともに、英語の発音や話し方を含めたデリバリーのトレーニングを行う。将来的には、ビジネス・プレゼンテーションやテクニカル(学術的)・プレゼンテーションにも応用できるプレゼンテーションの基礎を身につけることができる。
自分自身の思いや伝えたいことが、効果的に伝わり、多くの人から共感を得られるということは、愉快でもあり、人生の醍醐味でもある。効果的なプレゼンテーションの技術を身につけて、自分自身の価値を高めよう。
 
授業の詳細2 【授業の進め方】
◇講座は次の2つの要素で構成される。
1 基本的なプレゼンテーション・スキルのトレーニング
2 プレゼンテーション・プロジェクト

◇授業の基本的な流れは次のとおり。
  1 Basic English Training (英語力の基礎的トレーニング)
2 Mini-Lesson (英語プレゼンテーションに必要なスキル・技術についての講義)
  3 Individual Activities (プレゼンテーションの作成などのプロジェクト)と
   Conference (個別指導)
  4 Sharing & Evaluation (Peer evaluation等によるスキルのブラッシュアップ)

◇Mini-LessonやBasic English Training では以下の項目を段階的に学ぶ。  
・聴衆や目的に応じたプレゼンテーションの計画 ・資料や材料を集める         ・集めた資料や材料を吟味する。        ・伝わりやすいように全体を構成する
・質を高めるための編集する          ・分かりやすい話し方
・英語の発音とリズム             ・アイコンタクト    など

◇授業はワークショップ形式で進める。講義形式ではなく、プレゼンテーション、ディスカッション、カンファレンスが中心となるので、受講者の積極的参加が求められる。
 
授業の詳細3 【達成目標】
英語でプレゼンテーションができるようになるための、基礎的な知識とスキルを身につける。
1 プレゼンテーションの本質と基本的な構成を知る。
2 効果的なプレゼンテーションの作成の手順を身につける。
3 聞き手をひきつけるデリバリー(発表の仕方)を身につける。
 
授業の詳細4 【授業計画】
この授業は、1 semester 15時間で完了する。授業計画は以下の通り。

Week 1 オリエンテーション 「プレゼンテーションとは何か?」
   ・プレゼンテーションの本質、効果的プレゼンテーション、準備の進め方などの概要
   ・自分自身のもっている伝えたいメッセージの掘り起こし

Week 2 to 13

◯全体を3つのプロジェクトに分ける。プロジェクトごとに1つのプレゼンテーションを行う。
  
<Project 1> Attract your audience.  “Bring them to your side”
自分自身の魅力を効果的に伝えるプレゼンテーションの作成を通じて、プレゼンテーションの基本的な構成を学ぶ。同時に、現状把握と目標設定も行う。

<Project 2> Persuade your audience. “Let them Take action”

一つのディバイスや商品、技術、アイデアを選び、その魅力を伝え、売り込むプレゼンテーションを作成する。より効果的なプレゼンテーションの作成方法とデリバリーを身につける。

<Project 3> Final Presentation

自由にテーマを設定して行う、仕上げのプレゼンテーション。
  ?Weeks 14,15 Presenter’s Day (Final Presentationの発表) 
☆The Best Presenterを選び表彰する。 
授業の詳細5 【成績評価】
◇評価方法
 筆記テストは実施しない。
 以下の3つの観点を3段階(3:Excellent 2:Good 1:Poor)で評価する。詳細は、オリエンテーション時に説明する。

観点1 ポートフォリオ
 授業で使用した教材、ワークシート、収集した資料などをファイルに綴じて、整理したもの。自らの学びの過程と成果を積極的にアピールすること。

観点2  プロジェクト
Project1, 2のプレゼンテーション及び振り返りレポート

観点3 最終プレゼンテーション
各自が設定した個人目標の達成度合いを自己評価する。それに、教員の評価を加え総合的に評価する。

◇評価基準
 講座の目標及び各自が設定した到達目標に照らして、評価する。
3:Excellent  (授業の目標を十分に達成した。)
2:Good    (授業の目標を概ね達成した。)
1:Poor  (授業の目標を達成していない。)

◇評価
 F:3観点とも(1:Poor)である。
 C:3観点のうち、(1:Poor)が二つある。
 B:3観点のうち、(2:Good)が二つある。または、(3:Excellent)(2:Good)(1:Poor)が一つずつである。
 A:3観点のうち、(3:Excellent)が二つある。
 AA:3観点とも(3:Excellent)である。いずれかの観点で秀逸な成果を示した場合。 
授業の詳細6 【テキスト】
使用しない。適宜、必要な資料を配布する。
<参考資料>
Garr Reynolds (2008), Presentation Zen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery, New Riders Press.
Carmine Gallo (2010) The Presentation Secrets of Steven Jobs, McGraw Hill.
Doug Malouf (原著), 吉田 新一郎 (翻訳) (2003)『最高のプレゼンテーション―心をつかむ見せ方、話し方』PHPビジネス選書.
 
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