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タイトル「2010年度シラバス」、フォルダ「2010年度シラバス?大学院 専門領域科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 マーケティング・リサーチ 
担当教員 若木 宏一 
対象学年 1年,2年,3年  クラス 院:専門001 
講義室   開講学期 1学期 
曜日・時限 時間外  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 「授業の目的」

インターネットや携帯電話が普及したことにより、WEBやモバイル上で気軽にアンケート調査を行うことが可能になってきた。
しかし安易なアンケート調査は、ビジネスの現場に誤った判断を導く危険性があることを認識しなくてはならない。
そうしたリスクを避けるためにはマーケティングにおいて、正しい情報収集がなされ、科学的な分析が行われることが必要である。
本講座ではマーケティングを実務の「道具」としてとらえ、ビジネスの現場で仕事に使える統計手法を学んでいく。 
授業の詳細2 「授業の進め方」

マーケティング・リサーチを学ぶ上では統計・確率など数学的な知識が必要である。
よってマーケティング・リサーチに必要とされている統計学を最初に学び、そうした知識を基礎にしてリサーチの実際に触れていくものとする。

なお、統計学の授業は日常、数学に接する機会が少ない社会人に配慮し、ビジネスマン向けに書かれた教科書を使用する。
初心者向けの内容であるので安心して受講されたい。まったく統計学に触れたことのない学生でも理解できる内容である。
 
授業の詳細3 「目標達成」

この授業は次の7項目により評価する。
1.統計学の基礎を理解できたか。
2.マーケティング・リサーチの理論を理解できたか。
3.演習において調査の企画をたてることができたか。
4.演習において調査仮説を構築することができたか。
5.演習において調査票を作成することができたか。
6.演習において集計ソフトを扱うことができたか。
7.演習において調査結果を報告書にまとめることができたか。  
授業の詳細4 「授業計画」

1.仕事に使える統計学(1〜5回)外部講師招聘予定

2.マーケティング・リサーチとは(6〜10回)
・アンケート調査とは
・調査の企画と設計
・アンケート票の作成
・調査実査のポイント
・データの集計
・統計処理の方法
・報告書の作成
・事例紹介「化粧品会社の商品開発調査」、「ホテルのブランド調査」、「住環境の意識調査」

3.演習(11〜15回)
・グループ分け
・課題設定
・調査設計
・調査票作成
・データ集計
・調査結果のまとめ
・報告書作成
・プレゼンテーション


試験はありません。報告書の提出(グループごと)をもって判定いたします。


 
授業の詳細5 「成績評価」

AA: Aの判定の到達度に加え、他者のプレゼンテーションの場において、積極的に問題点を指摘し、同意点、あるいは異論点を論理的に説明できる程度に達していた。
A: B判定の到達度に加え、プレゼンテーションの場において、明快に自らの考えを説明し、課題の解決策を提言できる程度に達していた。
B: 調査の課題に対する問題点の指摘と適切な提言を導いた報告書を作成することができた。
C: 調査企画に沿った調査を行い、報告書を作成することができた。
F: Cの判定に達していない場合。
 
授業の詳細6  
授業の詳細7  
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


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